はるまにあんの皆様、こんにちは☺️

今日は、1話限りの短編。

春馬くんと

イニシャルK

前編・後編をお楽しみ下さい。

〜〜〜〜〜

まただ、、


またこんな所にイニシャルK

タオルハンカチが、、


ここは公園だから、


誰かの忘れ物かもしれないけれど

それにしても、、


〜ナレーション〜

三浦春馬は困惑していた。

何故なら、先日から

自分の行き先に決まって

イニシャルKのタオルハンカチが

落ちていたからだ。


もう既にこれで5枚目だ。

一体誰が、何の為に?

〜ナレーション〜

今、拾ったタオルハンカチも

忘れ物として公園の管理事務所

に届けた春馬は、今までの事を

思い返していた。


1枚目のタオルハンカチは、、


あれは確か、、


そうだ!

僕が通りかかった

交差点に落ちていたんだ。


2枚目は、、


撮影で訪れた雑貨屋のテーブルに 

置き忘れてあったんだったな。


3枚目は、、


そうだ!


上から落ちて来たんだ!


4枚目は、、


気がついたら、

僕の膝の上に乗ってた。


確かに  

居眠りはしていたけど、、

一体誰が?


うーん。

だけどここまで来ると、

明らかに僕狙いだよな、、


手がかりは、

女性用と見られるタオルハンカチ。

そして、イニシャルKの刺繍。


イニシャルK、、

女性、、


そして、僕の行く先々で

と言う事は、、

そうか!

僕の行動を把握している人物。


僕の行動を把握している人物で、

名前苗字イニシャルKの 

女性と言えば、、


あ、、、


今、一緒に太陽の子

撮影している

有村架純

イニシャル

(K・A)ちゃん 


しか、居ないじゃないか!


しかし、彼女だとして、

何故こんな真似を、、


どう考えても分からない。

やはり、彼女に

直接尋ねてみようか?


しかし、彼女だと

決まった訳でも無いのに?

〜ナレーション〜

そして翌日の撮影時、

春馬は、、


よーい!スタート!


裕之!裕之〜!


母さん、ただいま帰りました。


はい、カット!

〜ナレーション〜
次のシーンまでの団欒時に、


架純ちゃん!

最近タオルハンカチを

よく落としてない?


え?タオルハンカチ?

いいえ。

どうして?


いや、ちょっと!


ごめんね、変な事を聞いて。


なぁに?

詳しく教えて!

次の撮影の合間にでも、ね!

〜ナレーション〜

そして、

春馬は次のシーンの合間に

架純に事情を説明した。


え?

行く先々にイニシャルK

タオルハンカチが?


違う違う!


私じゃないわ!


やっぱりか、、


本当に、一体誰があんな事を!


きっと、

よっぽど暇人なんだろうな!

〜ナレーション〜

その時、

ワッと泣いて撮影スタジオから

駆け出して行った者が居た。


あれ?

今、誰か泣いて出て行った?


あ、ああ。

あれは、新人の子だろ?

えーと、なんて名だっけ?


彼女は浅野温子ちゃん!


初日に挨拶に来ていたじゃない。

ちゃんと覚えてあげて!


浅野温子ちゃん、、

新人の子が泣いて出て行くなんて。

どうしたんだろ?

大丈夫かな?

〜ナレーション〜

そして、撮影が終わった。

スタジオを出た春馬の前に、、


あの!


あ、君は浅野温子ちゃん? 

だよね。

今日泣いていたみたいだけど

大丈夫?


いえ、大丈夫じゃ有りません!

暇人で悪かったわね!


貴方なんか大嫌い!

〜ナレーション〜 
温子はいきなり春馬に
そう言って噛みついた。

何も君を暇人だなんて
言っていないよ。


どうしてそんなに怒ってるの?


ん?
どうしてそんなに、、怒る?


え?まさか君が、
イニシャルK
タオルハンカチ
僕の行く先々に置いて回っていた
人物なのか?

次回後編15時更新予定です。

引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容は全てフィクションです。


画像をお借りしました🙏