〜ナレーション〜

包み込むような優しいキスが

終わった後、、


もう大丈夫ですか?


ええ、ありがとうハルマくん。

だけど、あの、、


人目について、ですね。

大丈夫です。
死角になるよう、
立ち位置を計算しましたから。


フフフ、

本当に便利ね、貴方は。


人間の彼氏だったら、

こうはいかないわ。

ありがとうございます。

それでも僕は、貴女と同じ

人間だったら良かったと、

やはりそう思います。


同じ人間として愛し合い

結婚をして、、


子供だって欲しかった。


子供は愛の結晶とも

例えられますから。


僕はタミーとの愛の結晶

会いたかったです。


ハルマくん、、

貴方そんな事を考えていたの?


はい。


タミー、僕が人間なら

僕と結婚してくれますか?


ああ、いきなりそんな、、

でも、、そうね。


勿論、、勿論よ!


貴方が人間で無くても、

私は貴方と結婚したいわ。


こんな短期間に、自分でも

どうなっているんだろうと

思うけど、、



もう、貴方の居ない毎日が

想像出来ないの。


貴方が人間でない事なんて

どうでも良い。

貴方は貴方だわ。


このままずっと、

貴方と共に生きて行きたい。


いつまでも一緒だと

約束してくれる?


はい。勿論です、タミー。

とても嬉しいです。


それなら、

貴女も僕と約束して下さい。

もしも、、

人間が考える来世と言うものが

本当に有るのなら、、


次こそ僕は、人間として

生まれ変わって来ます。


再び僕と巡り合った時、

また僕を愛すると約束して下さい。


ええ、勿論!

約束するわ。

何度巡り合っても貴方を愛すると。


タミー、貴女が大好きです。


〜ナレーション〜

そして、2人は笑顔で抱き合った。


さ、続きを見て周りましょう。

〜ナレーション〜

その後、

2人は園内を見て周り、、


牧野博士の像があんな所に!


こんな所にも!

ウフフ、子どもみたいな笑顔!


牧野博士の笑顔は、年老いても

ずっと変わらなかったのね!

〜ナレーション〜

館内を見て周り、、


わ!ビックリした!

〜ナレーション〜

そこには晩年の牧野博士の姿が

展示してあった。


すごく良く出来てるわね! 

まるで本物みたい!


いつもこのように、夢中になって
研究に没頭されていたのでしょう。

次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容はすべてフィクションです。


画像と動画をお借りしました🙏