タミー、それは貴女が今、

非日常を連続して過ごしているから

時間の経過を早く感じるのです。


非日常の連続?


ええ。まず、

勤め先が倒産して

無職になった事。

〜回想シーン〜1話より

そんな!

嘘ですよね?


いきなり倒産って、

どう言う事なんですか?

社長!

〜〜〜〜〜

僕との出会い

〜回想シーン〜1話より

初めまして。僕はハルマ。

人型アンドロイドです。


貴方がアンドロイド?

嘘でしょ!



嘘では有りません。

僕はアンドロイドです。

〜〜〜〜〜

母の実家に帰省。そして、

お母様と久しぶりの再会。


〜回想シーン〜11話より

お母さん、ただいま!


ああ、多美〜!

お帰り!

バスは疲れたでしょ?

〜〜〜〜〜

そして今、初めてここ

牧野植物園に来ている。

〜回想シーン〜18話より

家を出た2人は、再びバスに乗り

予定していた

牧野植物園に到着した。

ここが牧野植物園なのね。


私、今まで母の実家の近くなのに

1度も来た事が無かったのよね。

〜〜〜〜〜

確かにそうね!

こんな目まぐるしい2日間

今まで体験した事が無いわ!

それに、新たな体験と言えば

あと1つ

タミーは体験をしました。


え?


それは、

僕と恋に落ちた事。


それもアンドロイドの僕と。


あ、、あ、そうよね、、

〜ナレーション〜

ハルマは、

タミーをそっと抱き寄せると、


タミー、

僕の為に早くなるタミーの鼓動を

こうして感じると、、


僕に心臓は無い筈なのに、自分も

鼓動しているように感じます。


タミーを通して、

僕も体験しているのです。



鼓動そのもの。


そして、ここは命に満ち溢れた場所。


僕にも、が有れば良かった。


ハルマくん、、

〜ナレーション〜

次の瞬間、多美はハルマを

引き寄せるとキスをした。


命は貴方にだって有るわ。


命の形が私とは違う。

ただ、それだけの事よ!


タミー、、

ありがとうございます。

僕を思い遣る

貴女の心はとても美しい。


他者を思い遣る心

とても美しいものです。


さ、もう1人の美しい人に

会いに行きましょう。


次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容はすべてフィクションです。


画像と動画をお借りしました🙏