でも、、昨日の今日で、、

藤木さん、

了解してくれるかなぁ。


ほらー!


良いから、私に任せて!

〜ナレーション〜

翌朝、変装代わりの

若返りメイクを施した

「はるまにあ」は、、

よし!お札も持った!

さ!藤木さんの朝の日課で有る

あのウォーキングの場所へ!

現地に到着して、少し待った頃、、


藤木さん!

おはようございます。


君は!この前の!

この前の回想〜2話より

おはようございます。


ああ、おはようございます。

良い天気だね。


その、、すみません。

散歩をしていたんですが、

変な人が居て、、


ご迷惑でなければ

一緒に歩いても良いですか?


ああ、勿論!

早朝も女性1人だと危ない事も

有るからね。


ありがとうございます!

〜ナレーション〜

こうして2人は歩き出した。

君もこの近くなの?


ええ、まぁ、、


何時もこの時間に

散歩してるの?


はぁ、、


今まで会わなかったよね。

分かった!

君、僕のファンなんだろ?


え、いや、あの、、

まぁ、、その、、


フフフ、、

図星だったみたいだね!


こんな朝早くから、

僕を待っていてくれたんだ。


あ、あの、、

まぁ、、そ、そうです、、


ほら、緊張しないで!

〜ナレーション〜

そう言うと、藤木はにこやかに

握手をした上に、、


はい、握手!


どうぞ!遠慮なくおいで!

優しくハグまでしてくれた。


あ、ありがとうございます。

それでは、これで失礼します。

〜ナレーション〜

その場から逃げるように

立ち去る「はるまにあ」。


良かったら、また

何時でも会いにおいで!

〜〜〜〜〜

はい、あの時は

ありがとうございました。


あれから僕も気になって、、


何がですか?


いや、君は"変な人が居た”

って言っていただろう。


なのに僕は、君が僕に対して

待っていた言い訳を

適当に作ったのだと思って、

信じなかった。

(いえ、本当に適当に作った言い訳だったのですが😅)


だから、君が言っていた事が

事実だったらと、

後になって心配になって来てね。


ちゃんと信じてあげるべきだった。

これからも、この散歩道で

もし何か有ったらと

心配していたんだ。


ああ、そうだ!

はい、これ!


これは?


防犯ブザーだよ。


防犯ブザー、、


うん。こんな物でも

無いよりマシかなって!


またここで

君に会えたら渡そうと思って、

買っておいたんだ!


すみません。

ありがとうございます。


「はるまにあ」の心の声

藤木さん、、

やっぱりなんて優しくて

素敵な人なんだろう。


そんな藤木さんの心を占めている

彼女の正体って、

やっぱり幽霊なの?


ああ、何とか彼女の正体を

突き止められないかしら?


やっぱり、鞄を盗むしか

方法は無いのかな?

次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容はすべてフィクションです。


画像をお借りしました🙏