さ、オーディションも

終わったのなら、

空港まで送ろう。


キアヌ、ここにHARUMAが

居ることがなぜ分かったんだ?


ああ、それは、

君が雇ったスタッフは

僕の共演者でも有ったからだ。

つまり僕達は友人なんだよ。


エージェントスミス

連絡をくれてありがとう。

お陰で、友人を見送り損ねずに

済んだよ。


そんな事は

お安い御用だネオ。


うれしいな!

そんな風に呼ばれると、

共演した頃が懐かしくなるよ。

(マトリックス4作目の共演は無く残念でした😮‍💨)
〜ナレーション〜
そこに土産物屋から、
春馬と雅子が帰って来た。

はるちゃんに良いお土産が

見つかったか?


うん。
雅子さんが色々選んでくれた。


そうか、それは良かった。


それじゃ、トム。
どうもありがとう。
お世話になりました。


いや、、最後まで、
君には驚かされてばかりだ。
HARUMA。


君の事がもっと知りたくなったよ。


そんな、、光栄です。

〜ナレーション〜

2人は固く握手をした。


春馬くんだったな。
君のCG映像、良かったよ。

君のCG映像の回想〜 

トム・クルーズと春馬くん1話より

ナレーション〜

再びイメージCG映像が始まった。

(日本語吹き替えバージョン)

拙者、春馬と申すもの。

貴殿の案内役を仕った。


追っ手は拙者が!


ここは任せろ!


すまない、春馬。

必ずまた生きて会おう!


エーイッ!

〜〜〜〜〜
今回のオーディションは、
残念な結果に終わったが、
これからもキャリアを積んで、
いつかまた僕のオーディションに
参加して欲しいな。


ありがとうございます。


〜ナレーション〜 
春馬もトムと固い握手を交わした。

次にトムは、雅子に向かって、、


マダム雅子、、
あなたは美しい人だ。
僕はあなたと「蝶々夫人」を
演じてみたいね。


あら、、
共演なら「風と共に去りぬ」で
お願いしたいわ。


私、待っているだけの女は
嫌いなの。


フフフ、HARUMA。
君のワイフは、
相手がハリウッドスターでも
1歩もひかないんだな。


ああ、
雅子はそんな女性なんだよ。

〜ナレーション〜

そして、
みんなはトムに別れを告げ、
キアヌの車で空港へ。


ありがとう、キアヌ。
こんなにお世話になって、、
言葉もないよ。


いや何も、
大した事はしていないよ。


ただ、最後に出て来て良いところを
全部さらって行ったと言うだけさ。


アハハハ!全くだ!

〜ナレーション〜 

2人は固く抱き合った。

(イメージ)


じゃあまた!


気をつけて帰れよ!

〜ナレーション〜

そして、たくさんの思い出を胸に
3人は帰国。

そして、、 

春馬は自分を自宅前まで

送ったHARUMAに、、

HARUMA、これ!

あとで読んで!


(イメージ)

分かった。

でも、手紙なんて、

改まってどうしたんだ?

〜ナレーション〜 

春馬は返事をする代わりに

HARUMAに飛びついた。


HARUMA、、


僕の事をいつも大切に想ってくれて

ありがとう!

(相手はHARUMAのイメージ)


なんだ、いきなり!

ビックリするだろ。


良いんだよ!

こう言いたい気分なんだ!


雅子さんもありがとう!


じゃ、またね!

〜ナレーション〜

春馬は何度も振り返りながら

帰って行った。


何だ、アイツ!


ずいぶんうれしそうだったわね。


まぁ、良い。

後で手紙を見てみるよ。

〜ナレーション〜

そしてHARUMAと雅子も帰宅。

そしてHARUMAは、

春馬からの手紙を読み始めた。

手紙の内容を再現

Dear. HARUMA

今回オーディションに一緒に

行ってくれてありがとう。


そして、いつも僕を守ってくれて

ありがとう。

HARUMAに勧められて

「はるまにあ」へのお土産を

雅子さんと買いに行った時、、

その時の回想〜 15話より

春馬〜!


とにかく、帰ると決まったら
はるちゃんが喜びそうな物を
土産に買って帰ってやらないか?

(中略) 

だけど、ほら、、

女性がもっと喜びそうな、、


そうだ、雅子!

何か、はるちゃんが

喜びそうなものを春馬に

選んでやってくれ。

〜〜〜〜〜

僕は、HARUMAにも一緒に

選んでもらおうと思って、

HARUMAを呼びに戻ったんだ。

雅子さん、やっぱりHARUMAも

呼んでくるよ!

〜ナレーション〜

そして、戻ると部屋の中から

こんな声が聞こえて来た。

その時の回想〜 15話より

君の春馬は、いつまでも

守るべき君の幼い弟分でも、

忠誠を誓う主君でもない。


彼はもう1人の立派な大人だ。


だから、、


だから、、

そんな全ての状況を超越しても

理屈抜きで変わらぬ愛を与えるのが

HARUMAと言う男なんだ。

〜〜〜〜〜

え?

HARUMAが僕の事を、、


そんな風に、、

次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容はすべてフィクションです。


画像をお借りしました🙏