君はあの事を、

思い出しているんだね(実話😢)


森が消えたあの事を。


あの森は素敵な森だったよね。


(イメージ)

ある日、、

工事が始まり、、

森の木はどんどん切り倒され

運び出され、、

何台もの大型のブルドーザーが

土地ならしの為に森だった所を

踏み潰していった。

それに、、


池が有ったでしょ。

池に水を汲み出すポンプが見えた。


水を吸い上げて空になった池には

どんどん土砂が放り込まれて、、


数日後には平らな土地になっていた


池の中に住んでいた

沢山の生き物達はどうなったの?


「ひひまにー」、、


春馬く、、いや「春まにー」

人はどうしてそんな残酷な事が

出来るの?


この世界は、人間だけが快適に

暮らせれば、それで良いの?

〜ナレーション〜

「ひひまにあ」は泣き出した。

春馬は「ひひまにあ」を優しく

抱きしめながら、

(イメージ)


人間だけが良ければいいと

思っている人ばかりじゃない

はずだよ。


本当?

そんな人、どこにいるの?


ほら、その1人目はここ!

「ひひまにー」の目の前に居るよ!


あの森が有った場所は、

沢山の命のお墓になったね。


だけどあそこだけじゃない。

僕らが暮らしている場所だって

元は同じように作られた

土地なのかもしれないよね。


人間以外の生き物にとって

土地開発と言うのは「殺戮」

でしかないと思う。


僕らは、沢山の命が眠る墓場で

暮らしているのかも知れないな。


だとしたら、どうしたら良いの?


そうだね。

「ひひまにー」は、

お墓参りの時どうするの?


お墓をお掃除して綺麗にして、、

手を合わせて祈る。


それと同じ事をすれば

良いんじゃないかな。


土地をお掃除して綺麗にする。

失われた命に反省と感謝の心で

手を合わせる。 


ああ、そうか、、


だから、

道にゴミを捨てたり、痰や唾を

吐くなんてとんでもないよね。


墓石にそんな事が出来るのかって

考えたら簡単に分かるのに。


沢山の命の犠牲が有って

この世界が存在する事を

こんな所からも知る事が出来たよ。


それなら「ひひまにー」、

もう泣かないで。


泣きたいのは、 

本当はどっちの方か分かるだろ。 


あ!本当だ!


もう泣かない。

感謝の気持ちで冥福を祈るよ。


そうだね。


僕も一緒に祈るよ。

〜ナレーション〜

2人は道の脇に立ち、

失われた沢山の命に感謝と哀悼の

意を込めて黙祷した。

そして、、


「ひひまにー」は、

さっき心配していたよね?

〜回想シーン〜 1話より

「春まにー」、

私はやっぱりここが、この前まで

海だった所だと思うと、

すごく不思議な気持ちになるわ。


だって、

あの大きな鯨や沢山の魚は

何処へ行ってしまったんだろうって

〜〜〜〜〜

「ひひまにー」

多分、その辺りにこの惑星の

秘密が有るのかもしれないよ。


だけど、その秘密を知ったら

生きて帰って来られるかどうか。


今まで、

その秘密を探ろうと旅立った人は、

誰1人帰って来ていないんだ。


或いは僕らも、、、


えーっ!!


そんなー!

〜ヒソヒソ話〜

「ひひまにあ」、驚きすぎだろ?


だってー!

「春まにー」の演技が迫真に迫りすぎてて、、

つい本当のような気がしちゃったの!


それと、私は「ひひまにー」! 


ああ、そうだね。ごめん、ごめん。

〜〜〜〜〜

ま!行こうか。


うん!


次回も引き続きお楽しみ下さい🌸🐎


内容はすべてフィクションです。


画像と動画をお借りしました🙏