〜ナレーション〜
「HARUMA」以外は、急遽明日
休みとなり、帰宅した春馬は、、
「ひひまにあ」ー！ただいま〜！
お帰りー！春馬くん。
なぁに？「ひょっとこ」の練習？
違うよ！
どうしたの？何か機嫌悪いね。
、、、、、
「ひひまにあ」聞いてくれる？
うん、良いよ。
春馬くんも、まずは何か食べて！
空きっ腹だと、余計に悪い方に
考えちゃうからね！
そうだね、ありがとう。
〜ナレーション〜
春馬は、
「ひひまにあ」に今日の一件と
それを引き受けた「HARUMA」の
格好良さについて話した。
もうさ「HARUMA」の顔、
監督の前でこんな感じでさ。
（いや、別にドヤ顔じゃ有りませんでしたよ😅）
そうだ！今日の再現をするよ！
あ、僕の役は「ひひまにあ」が
やって！
僕は、
「HARUMA」の役をやるから。
〜再現シーン〜
（２人のセリフはピンクにしています）
視聴者の皆さんのご期待に
お応えして、もういっその事、
脚本をそっち路線に書き換えるか
従来通りで行くか、、
君達にも1度相談してみよう
と思ってね。
だが、もし変更するなら、
当然セリフも設定も変わるわけで、
セリフも変われば、設定も、、
今から！
（春馬役「ひひまにあ」）
いや、、止めてごめん。
もうちょっと悲しそうな感じで。
ああそうなのね、分かった。
それじゃ、もう1度。
セリフも変われば、設定も、、
今から！
（春馬役「ひひまにあ」）
うーん。
何か違うんだよなぁ。
もうちょっと呆然とした雰囲気
も入れてくれない？
（春馬監督の細かい演技指導😅）
分かった。
セリフも変われば、設定も、、
今から！
（春馬役「ひひまにあ」）
うん！それで良いよ。
じゃ、次は僕だね。
（春馬くん、再現ドラマ楽しそうね😅）
じゃ、監督。
次の回に、急遽映画デート後の
僕のエピソードを追加して、
視聴者の様子を見たらどうでしょう
（HARUMA役の春馬）
それなら、
春馬や、はるかちゃんには
影響が出ませんから。
（HARUMA役の春馬）
そうだな。
全体的に脚本の手直しとなると
大掛かりだからな。
じゃ「HARUMA」くん。
次回は、君１人のスピンオフ的
な回とさせてもらうよ。
はい、よろしくお願いします。
（HARUMA役の春馬）
じゃ、その分の台本は
なるべく早く仕上げて渡すから
明日までに何とか、、
監督、大丈夫です。
1話分のセリフなら、
数時間有れば充分。
明日は完璧に演じますよ。
（HARUMA役の春馬）
〜〜〜〜〜
わ！
そんな風に「HARUMA」さんが
監督に話したの？
それは、、、
カッコいい
💓💓💓💓💓
「ひひまにあ」、
何、倒れてるんだよ！
なんだよ！
「ひひまにあ」まで「HARUMA」
「HARUMA」って！
でも、自分は「HARUMA」さん
みたいな事は出来ないんでしょ。
キャリアの違いなんだから
仕方ないじゃない。
ふん、もう良いや！
「ひひまにあ」なんか！
〜ナレーション〜
春馬はプイッと家を出て行った。
何なの？アレ！もう知らない！
〜ナレーション〜
春馬は公園に、、
あー、なんか面白くない！
あれ？雅子さん？
〜ナレーション〜
公園のベンチに座って、
雑誌を広げながら、紙パックの
コーヒーを飲んでいる雅子が、、
あ、春馬くん！どうしたの？
雅子さんこそ、何でこんな所で
時間潰しみたいな事を、、
「HARUMA」さんが、今日中に
覚えないといけないセリフが有る
って言うから、邪魔しちゃ悪い
と思って出て来たの。
ほら、カフェとか喫茶店だと
反対に目立つじゃない？
長居しにくいし、、
それで、こんな所で、、
だって、私も女優だから
集中したい気持ちはよく分かるし。
とにかく、明日撮影分の設定が
急遽変わったらしくて
大変みたいなの。
何でも、自分が頑張らないと、
みんなが迷惑するからって。
あ！そうだ！
春馬くん主役だったわよね？
何か聞いてる？
あ、春馬くん！
〜ナレーション〜
春馬は走り出していた。
「HARUMA」のマンションに
向かって。
そして、マンションの下に立つと、
「HARUMA」ごめん。
ごめんなさい。
僕がまだ未熟だから、、
そんな僕や共演者のみんなを
庇って、、、
僕も早く「HARUMA」みたいな
役者になりたい。
共演者のみんなを守れるような。
〜ナレーション〜
漠然と演じていた春馬の心に
役者としてレベルアップしたい
と言う強い想いが初めて生まれた。
内容はすべてフィクションです。
画像お借りしました🙏