北木島 6 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

集落にあった、日用品・飲食物を販売していた「よろず屋」は店主のお婆さんが高齢でもあり、コロナを機に店じまいをされてしまいました。

住民も少なく、その少ない住民も高い離島価格帯で販売される古い物品には見向きもせず、必要な物品は島から出かけた際に対岸の内地から買ってくる…という悪循環で商売が成り立ちません。そして、店は先細ると同時に買い物難民となり、より不便になり島の住民は流出していく…

 

 

 

 

 

 

 

手作りの運搬台車。車輪は何かの機械の円形ハンドルを転用しているようです。ホゾで組んであり素人の日曜大工仕事ではなさそうです。

 

 

 

 

 

 

屋根板が抜けると瓦がずれ、水が浸入、瞬く間に朽ちます。

 

 

 

 

 

廃屋から瓦が落下したとかで、危険なので路地を通行止めにしたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

島では何もすることが無かったので散歩ばかりしていました。

海上タクシーの船着き場。利用する際は沖合を定時に通過する海上タクシーに船着き場の待合室についている赤色回転灯を点灯させて報せ、立ち寄ってもらうシステムです。

 

 

 

 

 

 

夕暮れを迎えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの時代からあるのか常夜灯は今はもう使われていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人の亡くなった父親は趣味で漁船を持っていましたが、コロナで島に帰れない間に沈没していまいました。

 

コロナ期間中は、友人は島の人に気を遣って、というか噂話や陰口を言われたりするのが嫌で島には帰らなかったそうです。

島には島の閉鎖的な土着文化があるということで…そういえば、散歩の途中でも出会う島の住民からやたらに話しかけてこられました。あれは見知らぬ島外からの人間を有害か無害かを会話から探っていたのか…?なので田舎では胸襟を開いて愛想よくしておきましょう。