四国巡礼 7 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

徳島駅前 10:20発 東九オーシャンフェリー送迎バス。

徳島駅から徳島港 東九フェリーフェリー発着岸壁を結ぶ徒歩客用の連絡バスですが、そんなに手荷物を持っていない普段着の爺さんが多く乗っていたので不可解に思っていました。座席は満席で立ち客も多く…

 

フェリー乗り場へは25分の乗車、徳島駅前からかなりの距離。爺さん連中は途中の競輪かボートレースの場外賭け券売り場前のバス停で大挙して降りて行かれました。

…なるほど、風紀上好ましくない公営ギャンブル施設は街外れの辺境に建て、わずかなフェリー徒歩乗船客とそこへ向かう多目の年金受給ギャンブラーとを併せて運ぶという。

 

 

 

 

 

 

東九フェリー発着場に到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上り東京行フェリー徒歩客を送り届けた後は、しばらく待機して後に到着する下り東京発徳島着からの徒歩客を乗せて、折り返し徳島駅へ向かうのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

トラック輸送便を積みこんでいます。徒歩客は大方の車両を積み込んでからの乗船となります。

乗る船は「フェリーどうご」東京港行。このフェリーは前日夕に新門司港を経ち、本日朝 徳島港に立ち寄り、再び明朝の東京港へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

徒歩客乗船手続きはタッチパネル方式で、人を介しません。予約番号を入力してチケットを発券します。

何度か利用したことのある東九フェリーで、未乗船区間の徳島→東京航路で東京へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

ボーディングブリッジのあるターミナル3階に上がって来ましたが、徳島からの徒歩乗船客は、ここから乗船するのではなく…

 

 

 

 

 

 

ターミナル玄関前で待っているワゴンタクシーに乗り込み、船内の航送デッキに送り込まれるシステムでした。案内放送があり、慌てて3階から下に降りました。

 

 

 

 

 

 

 

無事、ワゴンタクシーで船内に乗り込みましたが、徳島で下船する時は、このボーディングブリッジしか使ったことが無かったので、乗船する際もそうするもんだと思い込んでいました。焦った焦った!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船室寝台に荷物を置いて、出航時刻を上部甲板で待つことにしました。

天気は快晴、無風、気温は高く定刻通り11:20の出航予定です。

 

 

 

 

 

 

 

新造船になって、飛び込み自殺予防に柵がやたらに高くされてしまいました。

 

 

 

 

 

 

寝台列車がほとんど無くなってしまった今、横になって寝て旅が出来る公共交通機関は長距離フェリーしかありませんが、鉄道駅からフェリー船着き場への距離が遠過ぎるのと、連絡バスの便数がわずかなのが困りものです。タクシーなんか使うと料金が爆上がりしますから選択肢にはありません。

さらには出航1時間前に乗船手続きをしておかないといけない融通のなさは飛行機に似て…中学時代の風紀検査を思い起こさられる身体検査をされる航空機は願い下げ。やっぱり寝台列車の方がよかったです。