米原足止め | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

京都を出て、米原へ近づくにつれ雪が積もってきました。新幹線は減速運転しています。景色を眺めるにはいいスピードです。

 

東海道新幹線の政治家がらみの我田引鉄伝説で、有力政治家のゴリ押しで三河安城を通すために積雪地帯 関ケ原を通さざるを得なくなり…冬場の日本海側の気候で苦しめられることになりました。

開業60年近くになっても、東北・上越新幹線での雪害対策ノウハウはフィードバックされているのか、毎年雪で遅れる東海道新幹線…

世界に誇れる定時運行よりも安全尊重、10分くらいの遅れでは、冬場一時期のための大規模な雪害対策はコストに見合わないそうです。

分刻みの遅れで運転士がキャリアや人格否定されるような職場や社会環境は異常ではあるので、多少の遅れくらいは歓迎…

 

 

 

 

 

 

10分遅れて米原到着。ホーム端には厚く雪が残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乗継のために在来線ホームへ。2日前、鉄道も高速道路も止めてしまった雪が積もっています。

ホーム屋根下中央部に雪が残っているということは横殴りの猛吹雪だったようです。

 

 

 

 

 

先の高槻駅構内ポイント故障の影響で遅れが出ていました。

 

 

 

 

 

 

 

EF210 302 押し太郎がユルユルと速度を落とし一時停車。

 

 

 

 

 

 

 

 

一旦、モーターを止めて小休止。信号が青に変わって、モーター始動、ブロワーを上げ、貨物車両独特の連結器の緩衝音を前から後ろへ響かせ出発。

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋からの「しらさぎ」が入線。

しばらく米原で停車後、進行方向を変えて金沢へ向かいますが、北陸本線からの上り「しらさぎ」が遅れているので、通常より長く待機しています。

 

 

 

 

 

 

積雪の影響とポイント故障の運休でダイヤが相当乱れています。

 

 

 

 

 

 

 

3月で廃止される「しらさぎ」最後の冬です。

 

 

 

 

 

 

遅れていた金沢からの「しらさぎ」。乗る予定の列車は30分遅れが見込まれるので余裕で見物していられます。

 

 

 

 

 

 

雪が積もった米原駅は久しぶりです。雪が音を吸収するので静かです。

これでホームに名物の湯気を上げる駅そばがあれば時間潰しに有難いのですが、駅ホームのは廃止されてしまい、もう改札外にしか残っていません。

 

 

 

 

 

 

「しらさぎ」は、遅れている新幹線の乗継客をも待ってからの出発です。

 

 

 

 

 

 

 

3月の廃止を見込んでか、もう修繕する気がないのか前面の塗装の傷みはひどく、痛々しくひび割れて下地の錆が垂れて筋を引いています。

時速130㎞で華々しく登場し、485系を北陸路から淘汰した683系も末期の姿。

 

 

 

 

 

 

上り快速電車は、ポイント故障の高槻駅手前で折り返し運転をしてきたようです。この後の新快速に乗ります。

 

 

 

 

 

 

 

30分遅れで新快速 近江塩津行が入線、ここで切り離され4両になって北陸本線を北上します。