クリスマスシーズンが終わり、メンテナンスのために保育園から引き揚げてきたメルヘンレイアウト。
4日間、剥き出しで保育園の玄関ホールで展示していたのに破損も紛失も無く、保育園児は落ち着いているのでしょう。
保護者も一緒に居る玄関ホールだったからかもしれませんが、損耗破壊率0%。
元々一部壊れていたチョコバナナ電車のパンタグラフは除外とします。
年末年始休みに腰を落ち着けてレールのメンテナンスをします。
無水エタノールを浸した綿棒でレール踏面と内側を拭くと、ガッツリ黒ずみます。これがレイアウトの敵。
通電するレールに付着した空気中の微細な埃がスパークして煤汚れと酸化膜になるのがその原因。レールを指で撫でるとザラついているのが分かります。
ひたすらウェスと綿棒で磨きます。目の細かい耐水ペーパーで磨くユーザーもいますが、あれはレールに細かい傷がつき、その傷に細かい汚れが入り込むので止めた方がいいと、馴染みの模型店主にアドバイスを受けたことがあります。
正月用ディスプレイに変更すべく装飾スタイルをいじります。
エナメル塗料を混ぜて紙粘土で生地づくり。
適当な大きさに切り分けて…
ミルクビスケットをイメージ。
小学校の学年末で給食予算が余った時は、還元お土産で学校からそれらビスケットが箱ごと配給されたことを思い出しました…
大人になってビスケットなどは目にも口にもしなくなりましたが、森永ビスケットシリーズでマリー・ムーンライト・チョイスは昔よく口にしました。長方形のチョイスがイチオシでした。
透明レジンで拵えたゼリーっぽいスィーツ、紙粘土のアイスキャンディー。
高価なレジンも今や100均でネイルデコ用に売っているから時代も変わったもんです。
レジンの模り型シリコンを利用してチェリーを作っています。
アイシングスプレーを新たに買い求めて、ピンク色の軽量紙粘土で作った星型クッキー。
アイシングデコはノスタルジック的においしそうに見せてくれます。動物型シュガービスケットを思い出します。
イチゴやチェリーは、今回はたっぷりエナメルクリアーをタポタポの肉厚筆塗りしてみました。テカり具合がエロいです。
ピンクの星型クッキーを増やしました。
軽量紙粘土で干し柿を作っています。
クリスマスシーズンだけの展示だけだと勿体ないので、期待に応えて年明けの展示向けに作り変えました。
ラズベリーやサンタクロースを取り外して、クリスマスデコレーションからお正月バージョンで紅白鏡餅に換装。
保育園児に好評だったというクマさんクッキーの仲間も新たにピンク色のものを作って増やしました。
さらにお菓子を付け加えてゴテゴテのデコレーション。
ベースは特にいじっていません。
ピンクの「ホイップの達人」を新たに加えて、目出度い紅白レイアウトにしました。
以前フルディテールアップしたチビ凸も走らせます。いくらマナーの良い子が多いとはいえ、みっちりディテールアップしたチビ凸を保育園に持っていくのはちょっと控えたい…です。
室内を消灯して夜間運行。クリスマスイルミネーションはそのままです。