TAMIYA F-16CJ 5 | こぴっとちぴっと

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やってみたいことをやってみた

ノーズコーンの先に真鍮パイプφ0.5㎜をピトー管として挿し込み、エポキシボンドで接着しました。

ノーズコーンの合わせ目を埋めたパテの削りはまだ甘かったようで、もう少し水研ぎが必要でした。

 

 

 

 

 

 

白サーフェサー600番で塗装前の下地エアブラシ塗装。

 

 

 

 

 

 

 

白サフが乾いたら、グレー73でエアブラシ塗装。

 

 

 

 

 

 

それが乾いたら、さらにグレー317でエアブラシ塗装。


 

 

 

 

マスキングをして、さらにグレー305で部分塗装。

3度乾燥インターバルを入れる作業でタイムアップ。冬場の陽は短く、天気の悪い湿った日では、自然乾燥に時間がかかり、これが精いっぱい。まださらにマスキングを変えてグレー331を吹かないといけません。

 

TAMIYAのプラモは推奨指定塗料は、自社のタミヤエナメルですが、ワタシはメイン塗料にラッカー系のクレオス、補助的にタミヤエナメルを使っているので、TAMIYA指定色の翻訳と近似色の調色、擦り合わせをしないといけません。

調色すると途中で足りなくなると困るので、多めに作ることで、結局、使い切れずに中途半端に残ってしまう…という不経済なことに。

何とか手元にある在庫塗料で納めたいのですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで気になったのは、赤丸内のこの小さな突起部分。飛行中に機体に大気との摩擦で帯電蓄積される静電気を大気中に放出する「放電索」です。

このプラモの場合、同じランナーCが2つ入っていますが、それぞれランナーCに水平尾翼が1つ…ということは左右対称に向きを揃えると「放電索」の付け根が水平尾翼裏面と表面とで突起の位置が異なります…で、信頼の、世界のTAMIYAがこんな横着をするんかぁ?とガッカリしたわけです。

 

 

 

 

 

 

インストの図を観察すると、左右の水平尾翼でも放電索は取り付け方が右は裏側、左は表側に…

それで、実機F-16CJの写真をネットで漁って観察すると…なんと、左右で放電索はこの通りに取り付けられていたのでした。いやはや信頼のTAMIYAは逆に手を抜いていなかった!お見逸れしやした。

因みに、F-2の実機写真では、放電索もF-16と同様に左右非対称でした。HASEGAWAのプラモは左右対称…HASEGAWAの方がOUT?

 

放電索は、プラモだと1㎜ほどの突起ですが、よくもまぁこんなところにまでこだわって…と。でも、こだわりマニアはそんなメーカー苦心のプラ成型部分をあっさりエッチングパーツに交換してしまうとかしないとか…ワタシは別に有っても無くてもいいです。

エラーを騒ぎ立てて結局値段が上がるのはイヤ…Nゲージは度重なる回収対応でそうなりましたから。