アジの塩焼き&海の幸パスタ | こぴっとちぴっと

こぴっとちぴっと

やってみたいことをやってみた

40㎝超えのアジ 286円…安過ぎです。

出刃包丁を研いでスパッと解体します。

頭部後方に切れ込みを入れ、エラから胸鰭まであまり深くならないように頭部後方1周に切れ込みを回します。

背骨を切断、頭部を切り離し、内臓を引っ張り出してから、腹腔を洗い流し、尻鰭に向けて腹を裂き、尾鰭を落とします。

手が汚れているので撮影は無しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2枚におろして粗塩を振って、グリルで塩焼きにしました。

片面15分、裏側4分で火を通しました。アジの塩焼きです。

 

小中学校の生物解剖ならキャーキャー言い、親がクレームを入れてきそうなのに、こと料理になると単なる物体を切り分けているようで淡々感情は動かないのが人のココロの不思議なところです。

 

授業での実験や解剖も準備と片付けに時間がかかる、生体が入手出来ない、さらにナニカト保護者対応が…という理由で無くなっていき…

調理実習で高価で数が揃えらず、食中毒リスクが高く、それ以上に研いでいない包丁ではケガのリスクが高すぎる魚は捌かないでしょうが…

 

 

 

 

 

 

牡蠣 1パック 376円…今シーズン最安値。

ダッチオーブンで殻ごと10分蒸し焼き、半レアな身を取り出しました。

 

牡蠣の身も相当グロテスクです。

こんなのがキッチンをナメクジのごとく這い廻っていたらホラーですが、淡々と貝柱と殻との間にナイフを刺し込んで、クイッと持ち上げてきれいに剥がせると気持ちヨロシです。

 

これが3年かけて自分で飼育した牡蠣なら涙なしでは…主観的か客観的かで全然感覚が異なるでしょう。金子みすゞのように感傷的になっていたら食べられないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熱々のスキレットにバターを溶かし、オリーブオイルでニンニク薄切りに焼き色をつけ、牡蠣の煮汁、オイスターソース、コンソメパウダー、クレイジーソルトでサッと炒め、火を落としてサーモン切り身とニラみじん切りを加えて火を通します。

 

 

 

 

 

 

湯がいて水分をよくきったパスタと具を絡めて、サッと火にかけてから止めて、粗挽きコショウを振り、刻んだ青じそとイクラを載せて海の幸パスタ 完成です。有ればレモンを絞ればよかったな…

 

店頭の牡蠣のサイズが小さくなってきました。牡蠣のシーズンがそろそろ終わりに入ります。無駄に殺さず美味しく残さず食べるべし。