京都市交響楽団の常任指揮者が広上さんから沖澤さんに変わり、
とても評判が良いので聴きに行きたいと思っていて
ようやく時間が取れた
(いや、広上さんも十分素敵で大好きでしたけれど)
初沖澤のどかさんはなんと小さくて可愛い
指揮が美しい
指揮のトレースが目に見えるよう
他でもよく評価されているように緻密で繊細
しかし自分の音楽というものをしっかりと持っている
曲が盛り上がって終わるところで指揮棒を振り下ろす
姿が凛々しく可愛くてモノマネをしちゃいました
オーケストラメンバーとまだなれない部分もあるのでしょうが
一生懸命お互いわかり合おうという姿勢が伝わりました
ついつい飽きてくるボレロの盛り上がり部分で
ほんの少しテンポを上げるところが新鮮でよかったです
個人的にはイベールの寄港地がキラキラしていて華やかで
ローマ、チュニジア、バレンシアの風景が浮かんでくるような
演奏で本当に素晴らしかったです
アンコールに石川の民謡ぽい曲を演奏して被災地を思いやり、
出口で募金箱を持つのどかさんにやはり寄付をせず
通り過ぎることはできませんね
プログラム
オネゲル:交響曲 第5番「三つのレ」(23分)
タイユフェール:ハープと管弦楽のための小協奏曲*(17分)
~休憩(20分)~
イベール:寄港地(15分)
ラヴェル:ボレロ
指揮:沖澤のどか(常任指揮者)Conductor: Nodoka Okisawa (Chief Conductor)
独奏:吉野直子(ハーブ)★ Soloist: Naoko Yoshino (Harp)*