生まれつき膝がゆるいといわれていたのの。
先日、ののの足の状態が少し気になっていて、かかりつけの
病院に行ったときに、細かい検査をしてみてはどうだろうと
いわれていました。でもその病院では
① ののを預けて、昼違う病院に連れて行き検査を行う
② 細かい動きの触診検査をするのに全身麻酔をうつ
といわれていて、どうしてもそれが気になって、一緒についていって
検査ができる病院があるといいなと思っていました。
そんな中、先日検診に行った時のブログに、たくさんのコメントや
メッセージを下さった皆様のなかで、足を運んでみようかなと
思わせるお医者様を紹介してくださったのが、ゴエモンパパのブログ
のゴエモンパパさん。整形の専門医の先生を紹介していただき
向かった先は、神奈川県の辻堂犬猫病院。
午後の診察時間に間に合うようにちょっと早めに行ったので、予約を一番に
取れて診察時間まではお外で待機していました。
この日ははじめに今までの症状などを説明した上で、先生による触診での
診察とレントゲン撮影をしての診察。その後説明を受けました。
ののの足は・・・・
思ったよりも重症でした。
右足はグレード2.左足はグレード3
それはいつも行く病院でも言われていたので一応覚悟はしていましたが、
レントゲンをとったところ、まだ骨の成長はもう少しする予定なので、今後
グレードがそれぞれもう一段階進む可能性があるとのことでした。
先生からは左足の手術は受けたほうがいいでしょうと言われました。
↑ これは私が持っている本の抜粋ですが、このようにお皿の位置が内側に
ずれて戻らない状態はグレード3なんだそうです。
グレード3と4の違いは、人の手でお皿の位置を戻したときに正常な位置に
戻る場合はグレード3、どうやっても戻すことができない状態をグレード4と
いうそうです。ののはレントゲンを撮るときに先生が正常な位置にお皿を
動かすときちんとその場に動いたそうです。でも手を放すとまた内側に
外れてしまうとのことでした。
常に内側にお皿がずれてしまうと、お皿を支える上下の筋肉もずれて
しまうため、引っ張られる位置がずれることにより、膝から下の骨が湾曲
してしまうのだそうです。のののレントゲンでも正常ではまっすぐである
はずの膝から下の骨はかなり湾曲していました。
先生はかなり丁寧にひとつずつの症状や、手術を勧める理由、手術前後の
リスクや合併症、費用や術後どれくらいの安静が必要かなど、紙に書いて
説明をしてくださいました。
この先生だと任せられるなと思えたのは、このようなところと、緊急性は
ないのでゆっくり考えるように、また、手術までの間にののに運動制限などは
させないようにして、毎日飼い主の私たちがののの症状の変化をしっかり
みてあげることで、わんちゃんらしい生活をさせてくださいといわれたこと。
心配なのでジャンプはさせない、走らせない、なるべく安静に・・・などと
言われてしまうのかなと思っていましたが、そう制限をさせるくらいならば
早く手術をしてあげることがその子のためになると思いますとおっしゃって
いました。
手術をしなかったとしても歩けなくなるわけではないので、そのままに
したいということならばそれでも構いませんよ。ともおっしゃっていました。
でも骨はもうちょっと湾曲してしまうかもしれないので、若干歩き方や
立ち姿が、X脚のようになってしまうことはあるそうです。
正直悩みます。でも今後さらに悪化してしまう可能性もある状態でだまし
だまし生活していくより、長い一生のうちの1ヶ月頑張って戦って、その後
快適に暮らせるほうがののにとってもいいのではないかと思い、手術を
する方向で考えています。
時期はもう少し先にする予定ですが、足をあまり曲げずに負担をかけない
ようにして歩いている姿を見ているとやっぱり健康な状態にしてあげたいと
思ってしまいます。
このお話、また今後もでてくると思いますが、皆さんお付き合いくださいね。
そしてゴエモンパパさん、どうもありがとうございました。