12月大歌舞伎に、歌舞伎通の方とご一緒しました。



歌舞伎大好きなお姉様は、1部2部を東西の桟敷で見ると言う強者です。

一部は花道に近い、迫力の西桟敷。

二部は、東桟敷。





どちらも、素敵ですが

役者は東を向いて見栄を切るので、

お顔が見たい時には、東がいいかもですよ。

一部は話題の、初音ミクと、中村獅童さんのプロジェクションマッピングありの宙乗り舞台。



ペンライトで盛り上がりました。

歌舞伎座にペンライト!!

もともと歌舞伎は「カブク」から来ていて、

斬新な型破りが始まりなので、

初音ミクと一緒の新しい魅せ方めこれまた、カブク舞台。

エンターテイメントとして、観客が「面白い!」と感じれば成立です。

歌舞伎座でペンライトを色とりどりに使う。。。

KPOPのペンみたいです。

アーミーと呼んでくれ!(BTS)

さて、二部は歌舞伎らしい歌舞伎の

「爪王」

中村勘九郎さんと七之助さんの

狐と鷹の闘い。

セリフはほぼ無く、踊りで死闘を繰り広げる。

雪山のセットが美しい。

傷ついても「勝って来い!」と再び、舞いながらの闘い。

「中村屋」の掛け声も飛び、美しい〜。

あの重い衣装やかつらをつけて、

体幹が凄い。訓練の賜でした。

そして、この時期、赤穂浪士の討ち入りですが、

外伝の俵星玄蕃を描いた作品。

松緑さんの玄蕃が、討ち入りを塀の外から守ると言う、

江戸庶民の助太刀物語。

忠義が尊ばれた時代の、江戸庶民の生き方。

一つのニュースが、時代に与える影響の広がりは、現代に通じます。

何処で起こった事が、同じ時代に生きる人に繋がり、歴史が作られる。

父が好きだった赤穂浪士。

この時期に観れて良かった。。。

歴史エンターテイメントの歌舞伎も、

新技術が加わり、ファンも年齢も変わって来ているのだな〜と感じた十二月大歌舞伎でした。

26日までですが、

お時間あれば、是非行ってみてください。

1部、2部、3部を見比べると、

歌舞伎のイメージが変わりますよ。

桟敷席からだと、全体が見えて、

会場のお客様の息遣いがわかり

勉強になりました。

ありがとうございました。

帰る頃には、真っ暗でした。





冬至でしたね。

ブラウス @persistence.official 

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