青森旅が続いていますが、

 

東北の旅の奥深さに痺れています。

 

知らなかったことが勿体無い。

 

image

 

大鰐温泉の界 津軽にお邪魔しました。

 

界は星野リゾートの温泉旅館ブランドです。

 

車で15分くらい山に向かっていくと突如現れます。

 

途中りんご畑があり、地域の産業を垣間見ながら進みます。

 

image

 

到着してすぐに、廊下からの

 

広いロビーの絵画へ。

image

 

白い岩木山と紅い八甲田山だそう。

 

image

お部屋に向かう廊下はこぎん刺し模様の影絵。

 

津軽のこぎん刺しは、麻がとれた地域で、冬は寒いので、

 

こぎん刺しで布を強化したのが始まりとか。

 

SDGs、アップサイクルです。

 

そしてお部屋は全てご当地部屋で、こぎん刺しの模様が各部屋ごとに違うそう。

 

image

image

image

 

青森県人のこぎん刺しに対するプライドが高く、

 

友人は「青森県人に会うなら、こぎん刺しを持っていた方がいい」とブローチをプレゼントしてくれました。

 

界に行った時には、アクティビティーに参加してほしいのですが、

 

「温泉いろは」で温泉地の歴史や特徴を知ることから始まります。

 

情報をしっかり入れておくと、選択肢としてやらないことも決められるので、

 

お勧めです。

 

しっかり、お湯印帳にスタンプいただきました。

 

image

 

そして、24時間ライブラリーで、自分のこぎん刺しを作れるキットがあり、

 

好きな時間に、またはお部屋で栞を作れます。

 

imageimage

 

そしてお風呂に向かい廊下で

 

ねぷたアートが並び、お祭り気分へ。

 

青森には「ねぷた」と「ねぶた」があるのをご存知ですか?

 

ねぶた祭りは、七夕祭りが元だと言われています。

 

虫などを祓い、五穀豊穣を願うお祭りです。

 

坂上田村麻呂、津軽為信など、、、諸説あるようです。

 

はっきりしていないみたいです。

 

はっきりさせないところが、東北人の優しさが表れている感じがします。

 

大鰐温泉が近い、弘前は「ねぷた」で、形も扇ねぷたで、

 

平面に描くタイプです。

 

青森のねぶたは、人形型で、横広がって回転するイメージです。

 

そして、五所川原市の立佞武多(たちねぷた)は縦に長い人形タイプで

 

縦に長いので、インスタ映えすると人気らしいです。

 

界 津軽は弘前ねぷたの作家作品が飾られています。

 

見応えありますよ。

 

津軽ビードロの風鈴を聴きながら

 

「津軽四季の水庭」での湯上りビールは最高です。

image

名物、温泉熱で作る、大鰐温泉もやしが最高です。

 

21時からの津軽三味線の生演奏は、

 

津軽三味線のチャンピオン、渋谷幸平さんと、

 

界 津軽のスタッフさんのコラボ演奏。

image

マルチタスク(なんでもこなせる)の星野リゾートのスタッフでも、

 

三味線はすぐには弾けないはず。

 

流石です。

 

演奏の後は、三味線体験

image

 

さくらさくら〜♪をひいていました。

 

音痴な私は、見てるだけ〜でしたが、

 

充分楽しめました。

 

夜10時近くまでのエンターテイメント。

 

これ無料で見せてくれるんですから、

 

太っ腹ですね。

 

image

 

このロビーが、配置換えで舞台になる。

 

毎日ですよ〜。

 

人間力の高さをいつも感じる星野リゾート。

 

働く人に裁量権を与えているから、自発性が生まれる。

 

「魅力会議」という、ここの良さはなんなんだろう?

 

何ができるだろう?

 

どう展開できるだろう?の問いが

 

全社員にある。

 

コーチング的アプローチを日常にしている。

 

企業や、人生を継続的に伸ばすのには、

 

問題点と解決策への問いの回数ではないか?と感じます。

 

強みをさらに磨く。

 

毎日の演奏が、師匠に並ぶ実力になっていくのではないでしょうか?

 

三味線演奏はマストで見て欲しいです。

 

私、感動して、涙がしました。

 

三味線の音は、心の奥に、文鎮を置かれた気分。

 

何がが入った感じ。

 

三味線の魅力なのだと思います。

 

青森の魅力はまだまだ序の口。

 

まだまだ続きます。