新潟ガストロノミーアワード授賞式で、



新潟県は「食」を打ち出していく!というメッセージが伝わったと思うのですが、

食を支える素地が沢山あります。

打ち出しと言えば、、、。




燕市の玉泉堂さんをご紹介したいと思います。

鎚起銅器で有名な会社ですが、

ものづくりの「燕三条」を象徴しているような会社です。

古民家そのものが工場となっていて、

職人さんが畳の部屋で、

並んで仕事をしている姿を見学することが出来ます。





銅板を金槌で叩いている音が心地いい。

職人さんに若い人が多いのが特徴です。

リクルートする訳でなく、

調べて若い人が「働きたい」とやってくるのだそうです。

3Dプリンターが銃さえ作る時代に、

完全なるハンドメイドの鎚起銅器の持つ魅力が、

唯一無二の存在として若い人を惹きつける。

銅板1つから、お皿、ぐい飲み、急須、花器、、、を作り出す。

世界のレストランを食する「フーディーズ」の方とご一緒しましたが、

興味深げにみてました。

そして、新潟ガストロノミーアワードで、特別優秀賞に選ばれた

三条市の「UOZEN」さんへ。






@restaurant_uozen 

ジビエを中心に食材の大部分を店主自らが調達するフレンチのお店。

店主も裏山で猟をするというワイルドなお店です。

田んぼの中の住宅街にあり、

民家に馴染む店構え。

中に入ると和の設からテーブル席に通され、



窓からは田んぼや民家がのぞきみえる。

出される料理が凄かった。

「フーディーズ」の皆様の

賛美の言葉の応しゅうが素敵。

「ラングスティーヌ」だわ口笛

「ゼラニウムのような少量多皿」チュー

「本当のおいしさとは?」とおねがい

新しいお皿が出されるたびに飛び交う

世界レストランの例え。(知らんけど、、、)

言葉の経験値、哲学的問いの中でのお食事は

非常に勉強になりました。

ライターさんなので、言葉のチョイスも違うわ~。ラブ

ワインとのペアリングも

新潟のワイナリーからフランス、イタリアワインまで









センスの良さと

フーディーズたちの絶賛で、

価値が何倍にも理解できます。

一枚目の

スペシャリテのボタンエビ。



スープのベールを纏ったお味に感動。

美しくて、美味しい、、、

前菜は鹿の頭蓋骨上に乗って出てきたり、



タラの芽が枝ごと出てきたり、、、



見て「うわ〜」

食べて「うわ〜」とざわざわしっぱなしのお料理。



野生味を洗練という魔法をかけたら、こうなった。

美味しかった〜〜〜。

自家製野菜も料理に使ったり、

隣の小屋でイノシシを解体したり、

五泉市のお水を取り寄せたり

「玉泉堂」さんの器もあり、

新潟のショールーム的存在にもなっている感じです

ローカルがストロノミーのお手本的お店。

見た目から想像つかない味がする一皿たち。

フーディズたちが

「これを食べるために、新潟に行くべき」と。

正直、

「新潟にこういうおしゃれなコンセプチャルな店があったとは、、、」と

驚きのお店でした。

新潟って凄いな〜とあらためて誇りたくなる。

食のレベルが高いとは思っていましたが、

世界のフーディーズが押し寄せる場所になれるポテンシャルは可能性を感じます。

新潟ガストロノミーアワードで多くのお店を

世に出してくださった審査員の皆様。

ありがとうございます。

もっと新潟が好きになりました。

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