アイヌの集落にあった白老で、

 

2020年にオープンした「ウポポイ」民族共生象徴空間。

 

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「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」により構成されています。

 

 

 

アイヌ文化の体験コーナや映像も多数あり、

 

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タイムスケジュールを組んで動くと

 

たくさんの体験ができると思います。

 

行かれる方は、サイトでチェックしてから行ってみてください。

 

その隣に2022年1月にオープンした「界 ポロト」。image

 

 

ポロトとは、アイヌ語で「大きな湖」という意味だそう。

 

ポロト湖の水を引き込んでラウンドスケープが作られ、

 

計算れた美と、四季折々の自然の織りなす景色は、リピートしたくなる宿。

 

冬には渡鳥のサギがやってきて、目の前で餌を食べたり、

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宿泊客の人気者となっています。

 

「ポロタ」と呼ばれていました。

 

コロナ禍においても「星野リゾート」は新規開業が続いていて、

 

22年1月オープンの「界 ポロト」も話題を呼びました。

 

星野代表の自社の「倒産確率37%」発言の時から動いていたと考えると、

 

経営者というのは、通常とは別の考え、動きをするものなのだと痛感します。

 

鋼のメンタルです。

 

人と同じことをしていては、

 

事業というのは成り立たないのが経営者というものですね。

 

さて、話を「界 ポロト」に戻します。

 

新千歳空港から電車で1時間ほどの場所にある白老駅。

 

その駅から10分ほどの場所にある「界 ポロト」。

 

エントランスは白樺を配置し、

 

中に入ると、暖炉の煙突と水辺が飛び込んでくる。

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「界」特有の非日常空間の入り口演出はいつもワクワクします。

 

暖炉の火の向こうに水面が見える。

 

 

桟橋にカヌーが浮かび、

 

もしかしたら、アクティビティーでサップができるのかもしれない。

 

この景色だけでも「来た甲斐があった」と思わせてくれる。

 

館内にはアイヌの模様が散りばめられ、

 

木彫りのアート作品や、壁掛けなどが、

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アイヌ文化を漂わせ、調和させているのが心地いい。

 

 

 

全国の地域活性化の取材にいかせて頂いていますが、

 

星野リゾートの「地域との共存」はいつも興味深いところ。

 

土地の、歴史、文化、回想が深まるような設は、

 

勉強になります。

 

お部屋もご当地部屋という、地域由来の作品や、地元作家の作品が飾られ、

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地域経済への貢献というところもあって、SDGsを意識している感じがします。

 

というか、これからの企業活動は「意味がある」が重要になる。

 

今までの便利さよりも「意味がある」を見出し、

 

従業員と共有ている企業が選ばれていきます。

 

木彫りのオール。

 

クッションの刺繍も地元作家の作品。

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日本旅館をテーマにしている「界」ブランドの

 

和の要素と、地方性のバランスは、

 

とかく野暮になりがちな地方を、おしゃれな新しい視線を与えている。

 

「なるほど〜オシャレよね〜」と唸ってしまう。

 

といって、目立ちすぎず、、、いい塩梅なのだ。

 

行かれた時には、館内の作品にも注目してみてください。

 

界 ポロトのお部屋は畳の空間にベッド、

 

アイヌのチセ(家)にあった「炉」をイメージした

 

テーブルがほんのり明るい。

 

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夜に灯りを全て消してテーブルだけにして、瞑想すると、

 

リトリートタイムで、心が整う感じがする。

 

自然の景色に身を置くことの贅沢を味わうなら

 

「界 ポロト」をお薦めしたい。

 

お料理は、

 

懐石料理でありながら、熊が先付けに現れたり、

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ブイヤベース風の鍋があったり、

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スタッフ間で「ここの特徴は何だ?」を積み重ねた結果が料理に反映されているとか。

 

食材が豊富な北海道をふんだんに盛り込まれて、

 

夕食の楽しみが増します。

 

お味はもちろん、

 

美味しいさ〜〜〜。

 

開業前から白老に入って、準備してきたスタッフの方は

 

「立ち上げを経験してみたかった」と。

 

お料理も、素材や味付けも構成したそうで、

 

「いい経験させてもらった」と。

 

モチベーションの高さに感心します。

 

今、職場は稼ぐ所だけでなく、

 

やりたい経験をさせてもらう場としての機能がないと

 

魅力を感じてもらえないようになっているのだ。

 

企業もそれを提供できるかどうか?が問われているのだと思う。

 

働く人の前のめりのサービスに、いつも感心します。

 

人材育成にコーチングを入れているのではないか?と思うのです。

 

気になる〜〜〜。

 

お腹一杯になったら、

 

ゆっくりお風呂に浸かりたい気分になります。

 

日本旅館をテーマとした「界」に欠かせないお風呂。

 

このお湯が特徴的なのですが、、、、、、

 

次回に続く〜〜〜〜〜〜〜〜。

 

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