情報番組の「まるどりっ!UP」にお邪魔しました。imageimage

 

打ち合わせには「作戦会議」の文字が、、、

 

この小さな演出が、番組のモチベーションを感じるので好きです。

 

テレビ屋がいる証拠。

 

たかが紙。されど紙。

 

神は細部に宿る!長寿番組の秘訣ですね。

 

さて、今回もレギュラーの皆様に助けられ、imageimage

 

番組が始まります。

 

今週のTimesは「低出生体重児童」について、田邊記者渾身のリポート。

 

低出生体重児とは、体重2500㌘未満の赤ちゃん。

 

県内で生まれた赤ちゃんのうちの9.4%いるのだそうです。

 

千人以上いるのだそうです。

 

生まれてくる赤ちゃんは必死で生きています。

 

その時、お母さんは「早く産んでしまってごめんね」と自分を責めてしまっていたと

 

インタビューで答えているのを見て、

 

赤ちゃんのケアも必要ですが、お母さんのメンタルケアの必要性を感じました。

 

一人で悩んで、一人で抱え込む。

 

そしてそれに終わらず、、、

 

母子手帳が傷付ける材料になってしまうことがあると!

 

母子手帳は1942年から作られた「妊産婦手帳」が元になり、

 

乳幼児の健康とお母さんの健康記録をお医者様と共有する

 

コミュニケーションツールになっています。

 

「うちの子は正常かしら?一般的かしら?」と

 

ある目安としての記録手帳になっています。

 

初めての出産でわからない不安を支えてくれる手帳でもあるのです。

 

が、、、、、、

 

手帳の文言に傷つく方がいらっしゃると。

 

体重や身長のおおよそのグラフがあるのですが、

 

「自分の子はこのグラフにも入れない、普通じゃないんだ」と。

 

その原因は自分が早く産んでしまったから、ごめんね〜と。

 

自分を責めるトリガーになってしまったことがあるそうです。

 

生まれて1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月でできること、、、、

 

の項目が空欄になってしまう。。。

 

母子手帳は海外がお手本にするくらい、優れたものなのですが、

 

見えない枠みたいなものがあり、そこから外れてしまう母子がいる。。。

 

疎外感は孤独感になり、どんどん気持ちが落ちてしまう。

 

私は申し訳ない!という気持ちになりました。

 

社会の仕組みは境目で感じるものですが、

 

多くいらしたであろう方に思いが至りませんでした。

 

そのお母さん達は小さく生まれた子供達のことが記録できるように工夫されたノート

 

「リトルベイビーブック」を知り、

 

新潟県でも導入してほしいと県に要請しているそうです。

 

素晴らしい行動力。

 

「自分達以外にも、同じように悩んでいる人の助けになれば」と。

 

コミュニティーも作り、SNSやZOOMでミーティングを開いているそうです。

 

なかなか、外で言えないことも、同じ悩みを抱えている人となら話せる。

 

アドバイスをもらえると、心の拠り所にもなっているようです。

 

母子手帳が悪いわけではありません。

 

素晴らしい母子と医者とのコミュニケーションツールであり、確認ツールなのですが、

 

少し幅を広げて、

 

「もしかしたらこの中に入らない人もいるのではないだろうか?」という

 

視点を変えてみることが必要なのではないでしょうか?

 

これは、日々のコミュニケーションでも同じで、

 

「何か困りごとはない?」「この中で足りているだだろうか?」という

 

視点を持つこと。

 

誰も取り残さないSDGsの目指す世界は、

 

他人を想う気持ちがどれだけ持てるか?の人間力訓練と思います。

 

もしかしたら?という視点の持ち方が、

 

コミュニケーションを変える。

 

気持ちが変われば、かける言葉がかわり、行動が変わる。

 

お母さんが一人で抱え込まない街づくりは

 

自分の気持ちから。

 

とっても考えさせられる「得報アンサー」でした。

 

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衣装はHIROKOBis

のワンピースでした。

 

 

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役所広司さん主演の「峠 最後のサムライ」は

 

幕末の河井継之助の最後を描いた物語。

 

なぜ、中立派から戦になっていくのか?が描かれています。

 

楽しみな映画。

 

16日から公開だそうです。

 

楽しみ〜。

 

幕末って各地域で、すごい人が続出しているんですよね。

 

人間力が違ったのかな〜なんて思ったりして。

 

楽しみです。