静岡県伊東市には、星野リゾートの「界」ブランドが2つあります。

 

「界 アンジン」「界 伊東」。

 

さすがの伊東温泉です。

 

「界 アンジン」はテーマが「船旅」

 

イギリス人航海士で日本で「青い目のサムライ」となった三浦按針の人生から

 

醸し出されるものがあちこちに飾られていました。

 

三浦按針が作ったと言われる日本初の西洋式帆船。

 

それがこの場所だったということからの「界 アンジン」です。

 

さて、楽しみのお食事の時間。

 

入り口に

 

西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」の50分の1モデルの模型がどーんとお出迎え。

 

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パーテーションが、古本や、古材、ステンドグラスと

 

アートな設にワクワクします。

 

通されたのは、窓際の席。

 

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先付けは烏賊メンチ南蛮漬け。甘酢の塩梅で食欲が湧き上がる。

 

そして

 

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桜餅に海老が包まれたお椀

 

お出汁がまた美味しい〜。

 

八寸

 

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帆船をイメージした宝楽盛り

 

北寄貝、じゅんさい、お造り、5色饅頭、合鴨ロースいちご巻き、、、

 

などなど

 

立体的は八寸はいつも驚きをくれます。

 

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牛肉フィレ肉と季節野菜の鉄鍋焼き。このあたりでお腹がいっぱいになってきました。

 

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伊勢海老と金目鯛のブイヤベース。

 

伊勢海老の味噌で濃厚です。

 

美味しい幸せ〜〜。

 

そして、土鍋のご飯。

 

 

 

このご飯をブイヤベースに入れてリゾットで食べるのをおすすめされました。

 

お〜。締めのお茶漬けならぬ、

 

しめリゾット。

 

金目鯛がご飯に泳いでます〜〜。

 

そして最後に

 

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ぐり茶のクレームブリュレ。

 

煎茶のお抹茶ですが苦味も少なく美味しいデザートでした。

 

お腹いっぱいでしたが、別腹に収納完了。

 

あ〜美味しい幸せ。

 

お部屋では、海を眺めて航海へ出発するかのようでしたが、

 

お食事どころでは、和食をいただき和の旅館を感じる。

 

このパラドクスに脳が刺激されます。

 

食べ終わる頃には、すっかり夜の帳が降りていました。

 

これで終わりと思わないでくださいね。

 

界ではご当地楽には参加していただきたい。

 

地元の魅力や文化を伝える界のおもてなしで、各地方を知るにはこれが一番。

 

「界 アンジン」は三浦按針の人生を伝えるショートムービー。

 

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三浦按針はどんな人物でどんな人生を送ったのか?

 

徳川家康に可愛がられ、三浦郡(横須賀)に領土を与えられ、

 

侍となったウィリアム・アダムス。

 

土地の三浦と水先案内人の「按針」を合わせて

 

三浦按針。

 

日本が世界を目指すにはどうしたらいいのか?世界はどうなっているのか?

 

世界と日本を繋ごうとした人だったようです。

 

あまり知らなかった三浦按針ですが、

 

すごい人がいたもんだ〜と。

 

地元では、「大河ドラマ」にと動いている人もいるようです。

 

地域活性化は、今あるものをいかに磨き、伝えるか?だと思います。

 

新しく作り出すのではなく、すでにある宝を見つける。

 

星野リゾートでは「魅力会議」という会議があるそうです。

 

宿泊業として、地元の魅力をどうアピールできるか?

 

アクティビティに盛り込めるかが日々行われています。

 

帆船型の器、地元で採れた魚のブイヤベース、デザートのぐり茶、、、、

 

それぞれに意味を見出しています。

 

軸になるのは、三浦按針であり、航海、帆船、、、アイディア出しのプロセスも勉強になりますね。

 

スタッフの方には「ここの魅力は何だ?私たちらしさとは?」という問いがいつもあります。

 

自分ごとにする会社の雰囲気がすごい。

 

宿泊業でなくてもあなたの職場でも応用できそうじゃないですか?

 

美味しいお料理とサービスで心もお腹もいっぱいです。

 

お部屋に戻ってゆっくりしたら、もう朝になっていました。

 

朝ご飯もご紹介。

 

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鯵と金目の干物。うみよ〜ありがとう〜〜。

 

理想的な朝ごはん。

 

旅館の朝ごはんはいつも完食です。

 

最初に地元みかんのジュースが出てくるのですが、

 

私は最後にデザートがわりに飲み干すのです。

 

甘くて酸味のバランスもいい美味しいジュースで締めです。

 

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三浦按針のモニュメントを眺めながら

 

これからの人生の目標をおもうのでした。

 

旅立ちのパワーをもらえる場所。

 

人生という航海に出かけませんか?