おはようございます。

 

深夜の大きく長い揺れにドキドキして眠りが浅くなっています。

 

皆様のところはいかがですか?

 

被害が少ないことを祈ることしかできない自分がもどかしくなります。

 

私は地震があると、心が落ち込んでしまう癖があります。

 

阪神淡路大震災を大阪で、

 

中越地震を中越地区の実家で、

 

東日本大震災を東京で被災しました。

 

特に、阪神淡路と中越地震は、震源地に近い場所でしたので、

 

街の壊れた姿、

 

スーパーからものが消えてしまう状況。

 

停電、、、

 

など取材したこともあり、

 

災害からの問題が出てくる順番などが、わかってしまうのです。

 

これは経験として他の人にも参考になるので、講演などでお伝えしています。

 

話は心に戻ります。

 

阪神淡路、中越地震の時にも感じたのですが、

 

被災地を離れ、都市に戻ってきますと

 

デパートではセールが行われていたり、レストランが開いていたり、

 

被災地とは別世界が広がっています。

 

経済を止めるわけにはいかないので、当たり前なのですが、

 

「何なんだ?これは?同じ日本なのか?」と心が、感情がついていかないのです。

 

理不尽な思いに適応できず、

 

蕁麻疹が出たり、体調を崩したりしていました。

 

結局「明日はあるとは限らない」という信念にも似たものが私の中に生まれ、

 

今日を、今を大切に生きよう!と決めて

 

今までしたいと思ってできなかった「海外で暮らす」という

 

「韓国語学留学」をすることになりました。

 

そして、ふるさと新潟の復興の姿を伝えることはできないか?と

 

新潟で米作りを始め「復興米」として桃米も作ることに。

 

地域のつながりの重要性が、災害時に減災につながると確信しています。

 

地震は大きな被害、爪痕を地域や人に残します。

 

それは、痛みを伴い見たくない、避けたい出来事です。

 

痛みは大切なものがあることに気付いたからこそ。

 

揺れているときは何もできません。

 

その後、浮かんだこと、それが大切なものです。

 

家族、会社、家、仕事、、、、

 

優先順位がはっきりするのが緊急時です。

 

被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

 

1日でも早く、日常が戻ることをお祈りします。

 

そして、今大切なものが確認できた方は、

 

次に同じようなことが起こったら、

 

どうするか?の予習をしてみてください。

 

被害を小さくする減災につながる行為となります。

 

日本は地震多発地域にあり、地震は起きます。

 

それがいつか?はわからないだけで、必ず起きます。

 

その時、何をして何をしないのか?

 

考える時間になっていただいたら、幸いです。

 

最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

 

皆様の1日が、かけがえのない時間となりますように。。。