おはようございます。
緊急事態宣言中で、リモートワークが多くなっています。
新潟の「まるどりっ!」という情報番組があり、
出演もリモートになりました。
新潟は今大雪で魚沼は280センチの積雪になっています。
豪雪です。
両親が気になりますが、コロナ禍で帰省も出来ない。
今、動くのは、PCR検査をして陰性が確認されないと、
お会いする相手も納得してもらいないのでは無いか?と思うくらいです。
話を「まるどりっ!」に戻しますね。
新潟の地元スーパーを特集していたのです。
こんな感じの出演になりました。
パソコン画面を通して、つないでというリモート出演。
地方の地元スーパーって本当に面白いし、
企業努力のかたまりなんです。
「おらが町の人気スーパーマーケット」を紹介していきますよ〜。
田上町の栄八。
田上産の野菜を使ったお惣菜が人気のスーパーです。
50年続くスーパーで、古町の料亭で修行した店主がつくる卵焼きが人気。
老舗の味を受け継ぎながら、時代にあわせて味を変えて来ているそうです。
定番ができると強いですよね。
店主が毎日つくる卵焼きが人を呼ぶスーパーでした。
五泉市のベアーズは、お惣菜も人気でしたが、最近の注目は「フルーツサンド」
新潟はフルーツ王国でもあるんですよ。
いちごは「越後姫」もあるし、洋梨の「ル・レクチェ」など、
太田市場に出すほどの量は無いけれど、たくさん種類があるのです。
新潟県は明治までは日本で一番の人口があったんですね。(信じられないかもしれないけど)
経済成長期は新潟からたくさんの人が都会に出て、日本を作ったと言っても過言ではない!
なので、県内需要でなくなってしまうという感じなんです。(人口減少でこれからはちがう!)
県内産のフルーツで作るので、採れたて新鮮、しかも安いと言うフルーツサンド。
いちごやキウイなどきれいな断面がSNS映えで人気になり、店頭に出すとすぐに売り切れる。
SNS映え、これ大事です。
現代の錬金術と思っています。
スーパーのPR戦術として、商品つくりで参考になるな〜と思いましたよ。
新発田市の八尾健さんは、ダンボールごと並べて販売するのでお安いことが人気のお店。
ただ安いだと「悪かろう」と思う方がいますが、
市場で形は悪いが味は変わらないというものを「目利き」が選び、
お客さんは長年の付き合いで「この人が選ぶんだから安くて美味しいにちがいない」の信頼が出来ているのです。
根強いファンを持つ強さを感じました。
そして、中継でも登場した村上市のフレッシュさいとう。
魚の種類が多く、地元の「塩引き鮭」も豊富にあり、
切り落としの「カマ」など貴重な部位もお安く売られていて人気です。
その「塩引き鮭」が入ったコロッケがお店の特徴商品。
揚げたては塩気とじゃがいもの食べ応えがあり、本当に美味しそう。
県外からの客様も多いそうです。
コロッケって手間かかり、油をつかうから、
買って食べたいお惣菜ですよね。
スーパーのお惣菜戦争、まだまだ開発しがいがありそうです。
ネーミングも大事で、
魚介のちらし寿司を「宝石小箱」名付けたり、
さつまいもの揚げたものを「蜜芋」と言ったり、
足を止めて見たくなる表示になっていました。
そして、スーパーだけでなく、過疎や高齢化のため買い物が困難になる地域に
移動販売を始めた「無印良品」。
バスに商品を並べ、現地に行き、
車内で買い物ができるのですが、
いつもバスを待つ人が列をなしていました。
「コロナで人に会えない。ここで顔を確認できる」と楽しみにしているのです。
もちろん感染症対策で人数制限、換気などをしながらのお買い物。
無印のセンスのいいものが、目で見て選んで買えると話題になりました。
ネットもあるけれど、やっぱり「目で見て感じて買いたい」人も多いのです。
お買い物はエンターティメントだと私は思います。
これを手に入れた自分が、楽しくワクワクすることを感じてお財布を開く。
身近な日常のワクワクをスーパーマーケットの棚や惣菜、店員さんが感じさせてくれるから
行きたくなるのです。(もちろん生きるために食べものが必要と思いますが)
地元スーパーの、住民のニーズを捉えて商品化する努力も素晴らしいと思います。
「ここがないと困る」「お困りごとを解決する」地元スーパーの役割は
ネット時代になっても必要とされると思います。
地元住民との強いつながりを感じる「おらが町のスーパーマーケット」企画でした。
あ〜早く、新潟に行けるようになってほしいな〜。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
健康第一で、お身体ご自愛くださね。