おはようございます。

 

今日は、お日柄がいいそうです。



一粒万倍日と天赦日のダブル!!



何かを始めるのに、いい日だそうですよ。

 

愛の不時着と北朝鮮をからめての話題になることが多いですね。

 

あくまでも「愛の不時着」はフィクションでありファンタジーです。

 

 

ドラマとして、完成度も高くおすすめしています。

 

 

梨泰院クラスも観ましたが、

 

 

愛の不時着が抜きん出た感じは変わりませんでした。

 

 

(梨泰院クラスもすごくいいドラマです)

 

北朝鮮に入国する時、空港でのチェックで一番厳しかったのは、

 

なんだと思いますか?

 

カメラ?

 

パソコン?

 

これも機材としてのチェックを受けますが、

 

データのチェックまではありませんでした。

 

彼らが一番神経質になっていたのが

 

「本」に関してでした。

 

X線検査で、本らしきものがあると開けさせられ、

 

チェックされます。

 

内容や写真イラストなど、

 

 

「体制を批判するような内容のもの」は没収です。

 

ファッション雑誌も取り上げ対象になると聞いていましたので持っていかなかったのですが、

 

「愛の不時着」で中国から帰国した人が韓国のあるファッション「雑誌」を隠し持っていて、

 

警戒しながら見せていたシーンがありました。

 

民主主義の情報が入らないように、チェックしていたのだと知りました。

 

 

私が行った場所は限定的で、平壌、ケソン、板門店です。

 

ほぼ平壌でしたが、その時ホテルではアメリカドル、ユーロが使えました。

 

ちょっとビックリです。

 

ホテルでの朝食時に停電があり、すぐに復旧しましたが、

 

北朝鮮の「ガイド」さんに聞くと

 

「停電はよくある」とのことでした。

 

実際、ホテルで停電は2回体験しました。

 

そして、平壌ではみなさん携帯電話を持っていて、

 

インターネットも使っています。

 

「これグーグルとか使えますか?」と聞くと、

 

「これはインターネットではなく、イントラネットです」と。

 

「イントラネット?」音の響きに笑ってしまいました。

 

携帯電話では、チャットや、検索ができるらしく

 

電子辞書的な使い方をしていたのです。

 

「大桃さんの仕事はなんですか?」と聞かれるのですが

 

「フリーランスで仕事してます」と言っても

 

「???」という顔をされるばかり。

 

北朝鮮では無職、フリーランスという概念がない。

 

すべての人は何かしら仕事をしている。。。。という。

 

彼らは知らないふりはしていましたが、私がどんな仕事をしている人間かは

 

調べていて、知っていて聞いているのです。

 

実際、帰国してから北朝鮮のことを書くと、アクセスが上がるので、

 

「きっとどなたか調べているんだろうな〜」と思っています。

 

海外のYouTuberが北朝鮮の映像を出していますが、

 

必ずガイドが付き、話していることをチェックして、

 

出していい部分だけを撮影しているのです。

 

と言っても、狭苦しい感じではなく、

 

違反的な動きをすると注意されるくらいです。

 

 

写真はだいたいOKですが、

 

銅像などは「全身」でないとダメ。

 

スーパーやデパートに入る時は撮影禁止で、

 

荷物を一時預けないといけません。

 

北朝鮮のYouTuberのスーパーの中であるく映像が出ていますが、

 

国の担当者がついて撮影をしているのだと思います。

 

北朝鮮の遊園地も行きました。

 

フリーホールのアトラクションでは、

 

市民の方と一緒になって乗り込み、

 

「このひとたちはサクラかな」とか疑って見たりするのですが、

 

みなさん素朴て、普通なんです。

 

どこまでが自然なのか?はわかりませんが、

 

ショールームである平壌で、人々は暮らしています。

 

まだまだ平壌での出来事はありますが、

 

私が見せられたのは、ゴミひとつない平壌でした。

 

また機会があれば、ご紹介出来たらと思います。

 

動画編集が進まず、私のユーチューブチャンネルにアップ出来ていません。

 

編集能力がほしい〜。

 

映像で見たほうが伝わりますからね。

 

食事の時に停電したときの映像もあるのですが、、、

 

探してみたいと思います。

 

平壌を見ても北朝鮮を知ることは出来ません。

 

しかし、北朝鮮に住んでいる人たちが残忍で冷酷というわけではなく、

 

同じ血の通った人間であるということです。

 

北朝鮮では体制の批判は命を左右します。

 

愛の不時着でも、体制批判の形にならないように配慮されながら作られていますが、

 

浮かびあがってくるものがあります。

 

フィクションでファンタジーだけど、

 

「愛の不時着」やっぱり見てほしい。

 

日本では感じることが出来ないことが民族を通して描かれています。

 

世界的投資家のジム・ロジャースは言っています。

 

「朝鮮半島はいずれ統一するだろう」と。

 

その時は日本も影響を受けるでしょう。

 

その先にあるものが何なのか?

 

歴史を学べと言っています。

 

ということで、今週は歴史と佐藤優さんの本を読む予定です。

 

皆さん良い週末をお過ごしくださいね。



p.s写真は、平壌のホテルの朝食会場です。