以前、テレビでご飯のお供にとして紹介したら、
売り切れてしまった新潟の郷土料理、
かぐらなんばん味噌、ご存知ですか?
かぐらなんばんとは、
新潟の魚沼地方に昔からある、
青唐辛子の一種。
ピーマンの様に見えますが、
これが辛い唐辛子なんです。
お祭りのお神楽の頭に似ているということから、
かぐら南蛮。
これを味噌と砂糖、みりんで甘辛く煮詰めた
味噌が、かぐらなんばん味噌なんです。
写真
作り方を紹介いたしましょう。
細かく切って、中綿を外し、
ミキサーでペーストにします。
この時に注意すべきは、唐辛子を切る時に、
手袋、メガネで武装する事。
かぐらなんばんが辛いので、
素手でや裸眼ですると、
手が痛痒くなったり、涙が出て目が痛い!![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
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ゴム手袋や、ゴーグル着用で切ってください。
ペーハストになったら、
鍋に移し、
砂糖500グラム。
味噌一キロを混ぜて
火にかけます。
煮立ってきたら弱火にして、
焦がさぬ様にかき混ぜ、1時間ほど煮込み、練ります。
最初はこんな感じですが、
やがて、
底が見えるようになるまで煮詰めます。
後は、冷まして出来上がり。
飴色のいい味噌になりました。
ごまを入れると、風味がでますよ。
炊きたてご飯に乗せると、![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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甘辛しょっぱい、無限にご飯が食べられる。![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
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夏のかぐらなんばんを長く楽しむために作られた、
保存料理です。
秋の新米に合わせたら、最高!のイッピンです。
手間のかかるかぐらなんばん味噌。
作るのはとても大変。
同じ製法で作られたものが
こちらで楽しめます。
この会社の亡くなった社長さんが自慢していた一品です。
いつも「郷土料理は風土、文化が入って素晴らしいんだよ、、」
と教えてくれました。
今も、このお味噌には、
田村社長の思いが受け継がれています。
新潟の美味しいお米と、かぐらなんばん味噌。
相性バッチリです。
多くの方に味わっていただけたら幸いです。
魚晃 くら
かぐら南蛮味噌