台湾紀行の続きをアップしています。

 
台北から台中へ高速鉄道で移動しましたよ。
 
移動の仕方についてはコチラをごらんください。デレデレ
 
 
 
台中を簡単に説明しますね。
 
人口270万人、
 
台湾で3番目の都市です。
 
文化や芸術に力を入れていて、
 
台湾で住みやすい都市NO.一に選ばれたそうです。
 
 
 
台中にやって来た目的、
 
それは、現地ツアーに参加するためなんです。
 
台中は知り合いもいないし、
 
土地勘もない。
 
そんなときに、台中ってどんなとこ?
 
を知るために、現地ツアーが便利。
 
調べたら、いつも一番にでてくるのが
 
kkdayで、
 
台湾ツアーの種類が豊富なんです。



 

格安ツアーと言う言葉に引かれ、 台中・格安1日ツアー:高美湿地・レインボービレッジ(彩虹眷村)・宮原眼科

 
 
 
一日ツアーで3000円台?爆笑
 
こんなに安くて大丈夫なんだろうか??
 
待ち合わせは、高鉄の台中駅、6番出口のセブンイレブン前。。
 
 
台中駅の高鉄の改札出てから、
 
下の階に移動します。
 
10時前にガイドさんが、名前を書いた紙を持ち、
 
立っていました。
 
 
合流してしまえば、あとはバスに乗るだけ。
 
 
ガイドさんによると、三十人近いツアーだそうです。びっくり
 
内訳聞いたら、
 
外国人が多く、日本人は六人。
 
あとは、中国、香港、韓国、マレーシア、オーストラリア、フィリピンと、
 
アジア系の方が多い日でした。
 
 
ツアーは全日、半日の方や、
 
一箇所だけでも参加できるピックアップ方式で
 
観光地に行くたびに参加者が増えていき、
 
最後は29人のツアーになりました。
 
隣は日本人のOLさん達で、
 
インスタ映え写真をどう撮るか話していて、
 
友達と台湾をたのしんでいる感じでしたよ。
 
かわいい方達でした。ラブ
 
一日ツアーの最初の目的地は、宮原眼科。
 
「眼科?」とえー?思うでしょう?
 
日本統治時代に、宮原武熊医師が開業した眼科で、
 
戦後は、台中市の財産となり、台中衛生院として使われていました。
 
しかし、建物の老朽化で40年くらい前から放置されていたそうです。
 
そして、
 
1999年の台中地震で建物が崩れ、建物としては使えないだろうと、取り壊される事になりました。
 
その時、ちょっと待った!と手を挙げたのが、
 
パイナップルケーキ大手の、日出グループ。
 
元の建物を改修し、上を新しく作り、
 
アイスクリームなどのスイーツ店舗としてリノベーションしたら大当たり!
 
 
旧市街地にバスで観光客が来る場所になったのです。👏👏👏👏👏👏
 
 
お店の名前が「宮原眼科」!
 
スイーツと眼科と言うギャップをうまくアレンジしています。
 
 
まずは、外観。
 
 
 
 
明治の赤れんがを残し、上のガラス部分を補強しながら作り、
 
レトロと、近代をミックスさせています。
 
 
右奥が、台鉄(ローカル線)の台中駅で、
 
 
東京駅に似ていますね。
 
東京駅を建築した辰野金吾式を踏襲してますね。
 
赤れんがの街作りを途切れさせませんでした。
 
台中駅周辺の街つくり。
 
日本の地方でも参考になる事ばかりなので、
 
説明いたしますね。
 
(専門分野だから、今日は長いですよ)
 
では、中に入って行きましょう。
 
 
入ってすぐに目にするのは、
 
 
 
ドーン!!
 
 
ヨーロッパの図書館のような商品棚。
 
 
どうですか?
 
これがお土産物売り場ですよ。ポーン
 
かっこよすぎませんか?
 
 
引き出しなどが、病院で使われていたリメイク家具。
 
 
これは、一度は行きたい!ラブ
 
 
 
素敵に生まれ変わる前は、、、
 
こんな風でした。
 
共存をコンセプトにする蘇さんの建築は、
 
過去と現在をつなぐドア🚪のようです。
 
共存は、街、歴史、家族など、
 
多様なものがつながる事に意味が生まれると。
 
 
 
置かれているお菓子たち。
 
 
パッケージがモダンでおしゃれ。
 
建物の持つ時代と、置かれる商品のイメージを合わせ、
 
おしゃれ空間を作り出す。
 
ここにしかないパッケージも多く、
 
台中にわざわざ買いにくるそうです。
 
日出グループは台中で創業した会社で、
 
地元にこだわり、貢献を意識した店作りをしています。
 
ここの社長、只者ではないですね。
 
インタビュー取材したいくらいです。
 
 
デザインは蘇丞斌さん。建築士。
 
大学時代から宮原眼科のリノベーションを提案していたそうです。
 
そして、知り合いの紹介もあり、
 
 
日の出グループ知り合い、
 
プロジェクトを引き受けてる事になったそうです。
 
長年の夢が、宮原眼科に込められていたのですね。
 
ただの仕事じゃなかったわけです。笑い泣き
 
 
宮原眼科は、もともとはアイスクリーム屋さんなんですよ。
 
 
テイクアウトの店頭には、行列ができます。
 
そのアイスが、これ
 
 
 
トッピングにパイナップルケーキ、菊のクッキー、いちごで
 
インスタ映えです。
 
きめ細かいアイスでメチャクチャ美味しい笑い泣き
 
アイスは溶けてしまう繊細なものなので、
 
ここでしか、食べられない。
 
アイスを作る人が看護師さんのような制服で、
 
病院🏥のイメージを繋いでいるのです。
 
日本の統治時代、宮原さんは地域貢献した方なのではないでしょうか?
 
歴史は一言で言う事は出来ませんが、
 
地域に憎まれていたら、
 
戦後すぐに建て壊しになっていたと思うのです。
 
 
二階、三階はカフェやレストランになっていて、
 
375元以上のメニューを頼まないと座れないシステムでした。
 
建物のリノベーションといい、
 
コンセプトといい、
 
商品力といい、
 
宮原眼科は企業研修や、まちづくり、地域活性化でも
 
一見の価値ありです。
 
名前もそのまま残る、宮原眼科。
 
日本と台湾をつなぐ場所になっていました。おねがい
 
ツアー、一箇所目でこれですから、
 
台中ツアー、すごすぎ!!
 
まだ序の口です。
 
次は台中の新中心地へ。
 
このデパートがデザート賞も取っているらしい。
 
 
緑が壁に生えている、緑化ビル。
 
有名な誠品書店がはいり、
 
お洒落な総合商業施設。
 
デパートですねー
 
 
 
 
書店の奥の石がキレイで
 
 
思わず買いそうになりましたわ。ウインク
 
 
次に台中国立歌劇院、オペラハウスです。
 
建築家は日本の伊藤豊雄さん。
 
 
 
 
流線型が目を惹く建物です。
 
宮原眼科は旧市街でしたが、
 
新中心地はビルが🏙どんどん出来ていて、
 
 
 
日本とも、韓国とも、香港とも違う。
 
強いて言うなら、上海の外灘のソフトな感じ?かな?と。
 
 
あくまで推測です。ウインク
 
ここから
 
参加者がドット増えていました。
 
 
ツアー後半です。
 
 
長くなって来たので、
 
続く〜〜ー。