ソウルに行った時に、

韓国ツウの方にお会いするタイミングがあり、

「何なべたい?」と聞かれ、、、


ソウルに何年もいた方なので、、

ひねりを加えて、、、

「出来れば、北朝鮮料理」とびっくりお願いをしました。


冷麺は有名ですが、他にどんなものがあるか?

知らないので、教えて頂こうと思ったの。ニヤリ


場所は、孔徳駅から歩いて8分のこちらのお店。



ウルミルデ。

商店街の端にあるので、ちょっと分かりづらいのですが、

超有名店だそう。えー


入り口横で麺を作って出してくれる。

奥に別館があり、中は


個室!。

三畳くらいのオンドル部屋。

雰囲気ありますねー。

北朝鮮料理ってどんなものなんでしょう?



出て来たのは、茹でた牛肉スライス。

前、違うお店で北朝鮮料理を食べたら、

やはり、茹で牛肉が出てきました。



肉を食べる前に、横のスープを飲むように言われて、一口。


おいし〜チュー

韓国産牛肉のお出汁が爽やかで

アクが感じられない。

優しい、繊細な味です。





お肉は、下に敷かれたネギに醤油と、お酢でタレを作り、

ネギを肉で巻いて、タレを付けて食べる。

肉は柔らかく、ネギのシャキシャキがあいまって、

ヘルシーな一品。

どんどん食べられる。

おかわりしました。爆笑


また有名なのが、

緑豆チヂミ。


このチヂミがまた美味しいの。

中が





ネギと、ひき肉が入って、ふかふかのチヂミ。


チヂミが出たら、マッコリです。韓国ではセット。文化です。

マッコリが相性バツグン。

雨が降るとチヂミを食べよう!と言います。

チヂミを焼く音が、雨の降る音に似ているから。。。

風流な風習です。

晴耕雨読のような風情がありますね。ニコニコ



どんどん食べて、またおかわり。ガーン


そしてお店の看板メニューの水冷麺。

北朝鮮の平壌冷麺は有名ですね。






出てきたのは、シンプルなシャリシャリスープの冷麺。


麺をよく見てください。



そば粉の入った細麺で、

噛み切れます。


冷麺を頼むと、ゴムみたいにコシが強い麺が多いのですが、

この麺は噛み切り安いので、

ハサミで切る必要がないそうです。

スープも麺も美味しい〜。

平壌で有名な「玉流館」でも食べた事がある方がいて、タイプは違うが、はやり美味しいらしいです。


代表的な北朝鮮料理を食べていて感じたのは、


「辛くない」!!


北は出汁や旨みを活かした料理が多い。

日本人の口に合う料理だそうです。

韓国料理は唐辛子(日本から持ち込まれたといわれている()をつかい、辛さが特徴。

北朝鮮の人は、味が濃いのはご飯をたくさん食べるから品がない味だといい、


韓国の人は、北は味を薄くしてご飯節約のケチご飯🍚と

お互いを言い合うらしいです。

自尊心ゆえの言いあい。

朝鮮半島でも食の違いが随分ありますね。

去年、南北の融和が進み、

仁川から北朝鮮に橋を架ける工事が先月始まったばかり。

韓国では、融和を歓迎する人が多いようですが、

恐喝外交を続けていた北朝鮮を思うと、

まだいつ方針が変わるか、不安要素ありです。

仁川でのメディアカンファレンスに出席した時も、

「メディアと朝鮮半島」がテーマになりました。

新しい年になり、世界情勢の中の北朝鮮、韓国。

東アジアの政治的なバランスが注目されそうです。


お店情報

ソウルの 乙蜜臺  ウルミルデは韓国語対応でしたが、

メニューは日本語ありました。







参考になさってください。