韓国の江原道の春川にあるナミソム。
あの冬のロケ地として有名なところです。
ナミソムが東南アジアの方に人気で、
観光客がワンサカ訪れているよ~という所まで前
回はご紹介しました。
ナミソムの一番の見所がなんと言っても
メタセコイヤの並木道。
やっぱり素敵〜〜。
まだ青々しいのですが、
紅葉すると黄色くなり、
葉が落ちると、黄金の道が出来るのです。
10月の今頃からがみごろでは無いかと思います。
冬のソナタでは雪の道が描かれ人気になりました。
流石、ユンソクホ監督です。
冬の観光を掘り起こしました。
並木道の入り口には
まだ冬のソナタのポスターがあります。
うれしいじゃない~~~~
あの時がよみがえるわ~~~~
こんな銅像まで。。。。
12年前はなかったような。。。
モノクロにしたら、
チェリン役みたいになりました。
あ~なんか懐かし過ぎる。
南怡島(ナミソム)ありがとう。
このナミソムの成功は「冬のソナタ」だけのお陰ではありません。
この島は韓国人にとっては、バンガローがあったり、サイクリングロードがあり。
若い人のデートコースとしての場所。
「学生時代キャンプしたよね~」的場所なのです。
そして大人になると、家族を連れての日帰り旅行の場所であり、
島の中で、サイクリングや、陶芸、エコ学習、アート作品つくり、
ペンション宿泊、、、と
リゾートのテーマパーク的であり、
アクティビティがコンパクトに一通り揃う。
老若男女が楽しめるのです。
日本で言うと、、、
軽井沢でしょうか。。。
これを個人が所有し、開発したって所が凄い。
日本人は「冬のソナタ」のロケ地として
春川のナミソムを知ったわけですが、
韓国人にとっては
有名な観光地で撮影したドラマが、日本でヒットした、、、
に過ぎなかったのです。
ここから、ロケ地が観光資源になり、
インバウンド誘致に有効だと気づいた。
14年くらい前は、春川に行くのはガイドさんのいるツアーでした。
韓国人ガイドさん曰く
「冬ソナブームで稼がせて頂きました。
息子も娘もこれで大学に行かせる事が出来ました」と
日本人に感謝していましたよ。
日本人が韓国に行くのに、団体ツアーから個人になり
ガイドさんは仕事が無くなって行きました。
そして、そのガイドさん達が困っているかというと。。。。。。
そんなことは無く、稼いでいるそうです。
なんでか????
今韓国人が日本に行く人が増えています。
およそ730万人。(日本人が韓国にいくのが約230万人)
その韓国人を日本の地方や温泉地に案内する仕事で潤っているというのです。
へえ~~~みんな逞しいね。
旅行業は平和産業。
平和でないと成り立ちません。
お互いの国の交流が
草の根的につづき、
違いを楽しみ、認める。。。。
そんな人間としての基本的なことを感じられるのが旅行だと思います。
十数年前に行った事ある~~~~というかたも
また改めて春川のナミソムをご家族で訪ねてみてはいかがでしょうか?
「あの頃は、、、いろいろあったよね~~~」と。
同じ場所を時が変わって行ってみると、
自分の変化を感じる物差しになります。
変化した自分に会いに、
あの懐かしの場に行ってみるのはいかがですか?
メタセコイヤの並木道にて。
インスタ映えも、現代のニーズに合っていますね。
観光地のニーズに対応する変化。
学ぶところの多い、
冬のソナタのロケ地でした。