日本の観光業界を牽引する
星野リゾートの定例発表会にお邪魔してきました。
仕事に追われ、アップが遅くなってしまいました。
半年ごとにプレス発表する星野リゾート。
総帥、星野佳路さんのプレゼンテーションから始まります。
トップがプレゼンテーションするというスタイルは流石、
海外での経験が多いからですね。
その後、各リゾートの広報の方が、
コスプレや、お芝居仕立てだったり、
VTRと絡んだり、、、、
トマムの相馬さん。
自由な感じが星野リゾートのPR.
回を重ねるごとに、上手くなって行くので、
放送のプロとして、うかうかしていられない感じです。
しかし、手作り感覚が星野リゾートのプレス発表のいい所。
星野さんも、テーマは知っていても、
演出までは知らず、
「こうだったのか！」と汗する時もあるようですよ。
その風通しの良さが、
星野リゾートの社風であり、発展の理由となっています。
これを見ながら行きたい所や
企画を考えたりして、
ワクワクします。
星野やバリもあったりして、
行きたいや〜ん。
さて、ここからは少し真面目な話。
日本の旅館の危機。
日本の若い人が旅をしなくなっていて、
特に、日本旅館の良さを知らずに安い旅ばかりになってしまっている。
若いうちに日本旅館の宿泊経験がないと、
大人になってから旅館を選ばなくなる。
若い人に旅館の良さと、気軽さを兼ね備えた新しい業態の
「BEB」を作った。
新しい企画の発表でした。
ビジネスホテルのような使い勝手で、
旅館のようなホスピタリティがある。
これを同時に求める客層がどれだけいるのか？？？とは思いましたが
、
若い人を旅館へと呼び込もうとする星野リゾートの挑戦は応援したいなぁ〜。
日本ではどの業界も、人口減少、高齢化で
事業の存続を考えたら、若い人への訴求が必要で
、
それを早くから行い、経験してもらい、
ファンつくりが出来た所が生き残って行く。。。
５年もしないうちに業界の淘汰が急激に進んでいきます。
農業も同じ構造です。
星野リゾートの定例発表会を見る度、
「伝える努力」を感じます。
社外アピールがモチベーションに繋がる。
上手いな〜。
基本に魅力的コンテンツがある！ってこともありますが。。。。
観光業や被災地の復興のお仕事などもさせて頂いていますが、
星野リゾートさんの方針、参考にさせて頂いています。
四季のある日本で、
ここでしか味わえない「ヒト、モノ、コト」
地元にあるものを掘り起こす。
新しく見えて、古いものの価値の創出。。。
全てはそこにいるヒトにかかっている
そんな事を考えさせてくれたプレス発表会でした。
この秋や冬は被災した地域への旅行を考えています。
星野リゾートさんもご紹介でたらいいなと思っていますので
お楽しみに。。。