台風24号はどうでしたか?

北日本の皆さん、どうですか?

一夜明け、風、雨の被害が報告されています。

北上中なので、

北日本の皆さま、お気をつけください。





先日、第16回都市防災と集団災害医療フォーラム

でシンポジウムに参加しました。

実は、私。
 
中越地震の被災から復興の姿を伝えたいと

新潟でお米作りを始めました。

そして、災害を軽減する国民サポーターであり、

日本災害復興学会の名誉会員でもあります。


災害の事、防災の事を伝えさせていただいています。

先日のフォーラムでは、


医療に関わる方や、

緊急時のネットシステム開発、

過去にどんな風に使われた際の

利点、欠点、など。




防災、災害時対応など、が報告されました。



災害対応など、医療分野で進んでいるのに、被害が出てしまう。


特に災害救急時に医療機関が、

受け入れ体制や、病院の状況など打ち込むシステムが

J-SPEEDがあるのですが、

その情報共有が毎回課題になっています。

災害後の検証になるのですが、

てんやわんやで打ち込む時間がない。

イーミスというシステムにも入力しなくちゃいけない、、、とか、二度手間になっていて、

情報入力が後回しにされてしまうらしいのです。


情報がないので、

俯瞰からの目がなかなかなされないのだそうです。

患者さんの個人情報保護の観点や

病院の機密保持やら、

プライバシーに関する事で、

患者さんへの対応が遅れてしまうと。。。

情報は誰かが入力しないと、

ネット上に上がってこないのです。

起こっていても、伝わらず対応が出来ず取り残される。。。

見えない情報を集約するシステムがが必要ですが、


オープン基盤の構築と、災害時に誰が使えるようにするのか?

これを作るためには、

厚生労働省や、経済産業省、国土交通省など

横断的な協力が必要なのに、

縦割り行政の弊害で、進んでいないと

医療関係者の意見がありました。

災害が続く中、

本当に早く進めてほしい事です。


法整備と、規制緩和、横断的な協力。。。

地震大国、災害大国となっている日本ですが、


世界に先駆けた緊急システム構築は

ビジネスチャンスでもあります。

フィリピンでは、J-SPEEDのシステムを導入し活用しているそうです。

今後、取材してみたいテーマです。


今現在も台風24号の非常時対応していらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。

被害が広がらないように祈るしかありません。。。


ちょっと専門的な話になりましたが、

防災を進めるシステムがあることを

知っていただけたら、幸いです。

いつかお世話になるかもしれない医療分野の

改革はつづいています。


台風24号の影響が気になります。

皆さま、お気をつけて。




台風一過の駿河湾近く。

川から泥が海に流れ混んでいました。