今日は全国的に暑かったですね。

しかし、空は秋めいてきていますよ。

富士山です。🗻

長野市の松本にやってきました。


駅では、忍者がお出迎え。ウインク

国宝松本城へ。


美しい〜〜。


記念にパシャり。

観光じゃありませんよ。


世界的な指揮者として有名な、小澤征爾さん総監督のクラッシックコンサートに来たのでした。

世界的な音楽祭で、

以前は、サイトウ記念 松本フェスティバルと呼ばれていました。


小澤征爾さんら世界に音楽家を育てた、桐朋学園の創始者の一人、斎藤秀雄教授を偲び、


弟子である、小澤征爾さんや秋山和慶さんが呼びかけ、

世界で活躍する100人余り集まり、

メモリアルコンサートが行われ、

それが、セイジ オザワ 松本 フェスティバルに名前が変わり行われています。

27年続いているそうです。





控え室にはこのフェスティバルで指揮をした小澤征爾さんの姿を写した写真パネルが飾られています。





2013年には、このフェスティバルで上演したオペラがアカデミー賞を受賞しました。


世界のオザワがやって来る!


オザワが見られる!と

県外からも沢山のお客様が松本にやって来ます。

私もずっと来て見たかったフェスティバルでした。

今年は残念ながら小澤征爾さんは体調不良のため、

指揮をとることは出来ないと言われていましたが、

「もしかしたら、、、」と期待を抱いていたのは私だけではないでしょう。

今年は腰のリハビリに専念し、

来年のフェスティバルで元気な姿を見せてくださるでしょう。


無理は大敵です。

コンサートはと言うと、


「世界レベルのオーケストラ」と聞いていましたが

噂以上の一体感がありました。


90人ものオーケストラって初めて。

海外からの演奏者、

若手指揮者、ベネズエラのディエゴ マテウス氏が、四年ぶりに指揮をとりました。



プロコフィエフの交響曲第一番 ニ長調 作品25

ハイドン

協奏交響曲 変ロ長調。


そして圧巻だったのが

チャイコフスキーの交響曲第五番 ホ短調 作品64

50分もの作品で、

集中、緊張感と一体感。

指揮者も演奏者もアスリート並みのカロリー消費ではないでしょうか?


演奏後のパーティーでは、皆さん良く寿司やら、お肉やら、召し上がっていました。ラブ

音楽も体力勝負だと感じました。

27年にもわたり、長野県の松本で行われる、


世界レベルのコンサートは、

松本市民の音楽レベルアップさせ、プライドを持たせ、アイデンティティになっている。

東京などの都市ではなく、松本で

27年も続くコンサートがなぜ、出来るのか?


小澤征爾さんと言う特出したスターの存在は大きいが、それだけでは続いては行かない。


自治体や、市民、ボランティアが協力をする下地が作れているからではないでしょうか?


主催財団の広中平祐理事(ノーベル賞受賞)など、

素晴らしい方々がいらっしゃいますが、

皆さん、本業は別にあり、手弁当的に参加し、

利益目的ではないと、言うところにあるような気がします。

利益追求ではなく、人の幸福感を目的とした行為。

コンサートの始まりが故人を偲び、恩返しの意味から始まっていること。


経営の神様、稲盛和夫さんは言います。

起業するときに大事なこと。。。


私心なかりしか?(自分だけよければいいと言う欲はないか?)

原点の輝きが27年の原動力だと感じました。

音楽は人を癒し、場を一つにする。

なんと言う幸福感。。。

その場にいられた奇跡。。。


演奏が素晴らしく興奮してながくなりましたが、


最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました。


奇跡の演奏の余韻に浸りながら、

ベッドに入りたいと思います。


セイジ オザワ 松本 フェスティバルは9/2日まで行われています。

31日は秋山さんの指揮もあるようです。

一生のうち、一度は行きたいコンサート、

機会ありましたら、

是非、いかれてみてくださいね。

PS  こちらの様子は、長野朝日放送で放送されます。

長野県の方、お楽しみになさってくださいね。