7月6.7日の西日本豪雨の広島県、岡山県、山口県、など

 

中国地方に多くの爪痕を残しました。

 

そして今も復旧作業は進行中です。

 

広島県の呉市に移動しました。

 

途中、被害が大きかっ大切坂町を通り過ぎました。

 

広島でお世話になった運転手の方が

 

「先輩の親ごさんが坂町で亡くなった」と。

 

あまりに身近で、深い。

 

あっという間に広範囲で同時多発的に起こり、

 

自治体も対応が大変だったと想像します。





 

呉では中田市議会議員と三好県議会議員と地域を回りました。

 

報道されていた土砂は少なくなって来てはいますが、

 

ゴミが道にあちこちに見られ、




 

分別しなくても自治体が処理をするということで道にだされているそうです。

 



災害のあとには大量のゴミの問題がすぐに出て来ますが、



 

今回は土砂をどう処理するか?というのも待ったナシで出て来ます。



 

熊野町ではグラウンドに大原ハイツに流れ込んだ土砂を集め仮置き場にしていました。

 



呉では、以前公園だったところに土砂を積み上げ作業が行われています。

 



大量の土砂は、最初は自衛隊や業者が入りかき出し、

 


家の中はボランティアが請け負うと作業分担されます。

 



家の中の土砂も、家人がいないと出来ない、、、と細かい規定があり、

 



理由は、盗難防止などもあるようです。



被災地には、どさくさに紛れて泥棒がやって来ます。


 

その区別をつけるため、登録し、家人が見守る中での作業をするなど

 

ボランティア作業の規定もあるのです。

 


何かしたいから、とにかく行って〜というのはありがた迷惑ということにもなるので、

 


事前に調べてから現地に行かれるようにされてください。



受け入れ先はどこか?

 

宿泊をどうするのか?

 

食事はどうするのか?

 

しっかり調べて計画していかないと、


被災地、被災者に負担をかけることになるかもしれないのです。

 

 

 



まだ傾斜地の上の方は、重機も入れない場所があり、



その上に農業用のため池があり、

また大雨が降ると、ため池が決壊する可能性が指摘されています。


台風19号、20号の影響で、

二次被害、三次被害の可能性があると言うのです。

心配です。


地盤も緩んでいて、雨が土砂災害の引き金になる。

川の土砂も


かき出したとは言え残っていますし、

川が浅くなっていて、

次の土砂が来たら、、、、


溢れて、住宅、街がまた被害に遭うかもしれません。

考えたくありませんが、

危険はまだ去った訳ではありません。

自治体の情報をよく見て聞いて、

早めに避難なさってください。

命を守る行動をしてください。


不安な日々を過ごされている被災地の方々が

安心して眠れる環境を一刻も早く提供してあげたい。

被災地の姿は、

災害大国である日本のどこで起こってもおかしくないのです。


自分の未来の姿かもしれないのです。


自分ならどうするか?


いつも照らし合わせて注意深く行動したいものです。

劇症化する気象に人間の技術
知恵はなす術もない。。。

先に知って、素早く逃げる。

取り越し苦労でよってよかったね、、、と

慎重さが必要な時代になりました。

今まで大丈夫だから、自分だけは大丈夫の過信はやめましょう。

平時に早めの避難です。

全国で.20号の台風に注意です。