みなさま

 

今晩は。

 

台風19号と20号が近づいていて怪しい雲の動きです。

 

7月6日、7日の西日本豪雨で土砂災害があった広島県に行って来ました。

 

お伝えするのはあまりに辛い場所もありますが、

 

知って頂いて、広島を心に止めて頂きたくリポートさせていただきます。

 

広島県の被災地に行かせて頂きたいとお願いをしたら、

 

三好良治県議会議員がお忙しい中、同行してくださいました。

 

向ったのは広島県の本郷。

 

車で走っていると、その脇のフェンスみてください。

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網のフェンスには細かい藁のようなゴミがひっかかっていて

 

「ここまで水が上がったのです」と。

 

沼田川は椋梨ダムの放水で水かさが増し、川から水が溢れたと言います。

 

川に接している水みらいという水道処理施設に伺い建物を見ると、

 

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(上田県議会議員)

 

2メートルの浸水の痕が。

 

あっという間の出来事で機械が水浸しになり、水の供給(工場団地用)等がストップしたそうです。

 

他の地域でも、3週間くらい断水した地域もあり、

 

道路を隔てて水道が使えるお宅と、ずっとでないお宅と復旧に時間がかかったそうです。

 

人間が生きて行くのに一番大切な水。

 

このライフラインが切断されてしまうと、水洗トイレも使えず、本当に不自由です。

 

災害時の水の確保、何処にあって、何処がダメなのか?

 

まとめて情報を提供出来るシステムが必要です。

 

しかし、ネットには出ていると言われても、情報弱者といわれるネットがあまり得意でない人達に

 

どう伝えて行くのか?も今後の課題です。

 

携帯だって水没してしまえは使えなくなります。

 

情報の取り方を多様化させて、普段から「なにかあったら、これとここ」と

 

みんなが分かるようにしなければ、意味がありません。

 

本当に災害時の情報弱者の救済は喫緊の課題です。

 

そして、道を走っていると、

 

壊れた沈下橋、




 

陥没した道など




 

まだらに壊れているのですが、

 

「以前に直した所はもちこたえている。その脇のもろいところが壊れた」と三好議員。

 

修復は「原状回復」が基本なので、壊れた所を直すだけ。

 

補修箇所の周りを補強したら強くはなるが、それをすると、何処までか線引きが難しくなる。と。

 

確かにそうだが、補修箇所の脇が崩れ落ちたら元の部分も落ちて、

 

結局また広い範囲を直さなくては行けなくなる。

 

これだけIT,AIが進んだ世の中で予見して修復って方法は出来ないのだろうか?

 

公平さを保つためにAIやスパコン使って補強箇所をスキャンするとか????

 

原状回復ってことが復旧にはなっても、復興にはならないことがあるというのを目の当たりにした。

 

真夏の33度以上のこの日、

 

重機や作業員の方が陥没して道を修復工事していた。

 

ありがとうございます。

 

会釈して通り過ぎた。

 

西日本豪雨の被害はいったいどこまでつづくだろう。。。。