おはようございます。
今日、日中韓首脳会談が行われます。
1998年の「日韓共同宣言」を思い出される方も多いと思います。
日韓の「未来志向」という言葉が使われ、民間交流がすすむきっかけとなりました。
この後、2002年の日韓合同ワールドカップに繋がって行きます。⚽️
これだけでなく、文化、民間交流にも広がって行きます。
韓国では自国文化を守るため、「国民感情を配慮して」日本文化を禁止していました。
映画は保護産業で、
当時、スクリーンクォータ制度で、映画館では上映日数の40%以上国産映画を上映しなければならない縛りがある。
一年365日上映する場合、146日以上、韓国映画を上映しなければいけないとして、映画産業を保護していたわけです。
輸出コンテンツ、外貨を稼げる産業にしようとしていたのですね。
そして今の韓国ドラマ、映画、K−POPの海外戦略はアジア、欧米を席巻しています。
ブータンでも韓国ドラマ人気でした。
金大中大統領の「文化解放」政策は今の韓国を支えています。
一方、日本映画の韓国での一般映画館公開は北野武監督の「HANA-BI」が第一号。
日本文化が韓国に流れ込み、韓国の若者が日本に染まって行くことを恐れる風潮もありましたが、
蓋を明けてみたら「風の丘を越えて」や「シュリ」など韓国の映画がじわじわ人気を得て
2003年の「冬のソナタ」「秋の童話」「オールイン」「チャングムの誓い」などで韓流ブームとなり、
ペヨンジュン、チャンドンゴン、イビョンホン、ウォンビンの韓流四天王で
一世を風靡しました。
あ、なんか懐かしい。。。
日本が韓国文化を受け入れて行ったのです。
私と韓国の出会いはここからでした。
NHKで韓国ドラマを始めて放送するということで、📺
「冬のソナタ」番組紹介番組を作った時のナビゲーターの役割をしたのがきっかけでした。
韓国ドラマ通がまだいませんでしたので、
韓国スターのインタビュー、冬のソナタのロケ地など仕事をするうちに
「二つの国を繋ぐ」仕事に魅力を感じて行ったのです。
そして、ソウルに 延世大学語学堂へ語学留学。🏫
韓国好き、二つの国の文化、民間交流のお手伝いがしたいと思い、
はや12年になります。
今回の日中韓首脳会議が2国間ではなく、中国を含めた東アジアの文化、民間交流が進むきっかけとなり
3国合同のイベント、映画製作、メディアミックスなどグローバルに進むきっかけになるのではと思っています。
日中韓、そして北朝鮮の非核化へ繋げたい。
地政学的にも東アジアの地図が大きく変わろうとしている現在、
今回の日中韓首脳会談は大きな歴史、文化の転換点になるのではないか?と注目しています。
政治的は合意は②〜3年後にうねりとなって現れてくるでしょう。
「日中韓」そして「米朝」大きな歴史の転換点にいると言う事を自覚してみると
新聞の記事の深みが変わって見えてくると思います。
今日は、日中韓の会談のあと、シンポジウムもあり、
経済的な動きも期待できそう。
行きたかったなぁー。
本当に最近のニュース、目が離せません。
PS、去年のゴールデンウィーク、大統領選挙中でした。
1年でこれほど歴史が動く。
ミラクルな年です。