クリスマスと年末セールで、街は賑やか
イルミネーションがきれいなんですが、
去年よりは地味、、、とのこと。
確かに、言われるとそんな感じです。
去年もロケでクリスマスのソウルに居たのですが、
もっと赤や白などの派手な電飾があったっけ。
ミョンドンのメインストリートは
人でぎっしり。
しかし、変化がありましたよ。
熱烈歓迎の横断幕が見当たらない。
いままで、話しかけられるのは中国語だったのが、
「日本人ですか?何を探してますか?」など
日本語での呼びこみが増えてる。
韓国観光業界に変化が起きているのです。
その要因はTHAAD。
北朝鮮のミサイルに対処するため、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を在韓米軍に配備することを決定したことに中国が反発し、
中国政府が「韓国の旅行に人数制限」をかけたことで、
中国人が減り、韓国観光業が悲鳴を上げているのです。
爆買いしてくれていた中国人が減ってしまい、
中国ではない何処かの国から来てもらわないといけない。
日本人よまた戻って来て〜ということで、
日本人対応が増えているのだそうです。
大統領のスキャンダルからの大規模デモが世界的に報道され、
韓国危ないんじゃない?と映像から判断し、
韓国旅行を取りやめて台湾にしたと言う人も周りにいます。
観光は平和産業。
平和でなければ成り立たない。
韓国に行くはずの中国人が、
日本に流れて来ているとの分析もありますが、
日本とて、政治的なことで中国人観光客が減ってしまう可能性もある。
そう考えると、インバウンド、観光立国などの単語には、
危うさが見えて来ます。
日本の人口が減るから、海外の観光客で補うって発想は
平和ありきの皮算用なんだな〜と。
自分の国を自国民が旅する。
一番安定した形。
インバウンドをもくろむ前に、もっと自国民対策も必要と感じた
ソウル、ミョンドンの繁華街でした。
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