こんにちは。

実はソウルに行って来ました。。。

と言っても毎度の事なので、みなさん驚きはないと思いますが、、

今回の目的は「ドラマスタジオ視察」

日本の映画人と話をしていると、韓国のあの量産体制について

「凄い!」っと感想をもたれる方が多いのです。

で、ロケ地だけでなく、

ドラマスタジオを見学させていただきました。

場所はインチョンの小高い丘の上。

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ARAスタジオです。

3000坪の建物の中に

今撮影中のドラマセットが組まれています。

「ソロモンの偽証」というドラマで、原作は宮部みゆきさん。

日韓交流はエンターテイメントからですね。

ある男子生徒の転落死から始まる推理小説。

学校のセットが組まれているのですが、

これが緻密でした。

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教室。

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机の落書き、

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黒板と壁の当番や、ポストイット


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廊下。

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校長室。

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真ん中の少女が主人公で、

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その家のリビング

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奥の冷蔵庫には保存用のご飯も入っていて、

いつ撮られてもいいように準備してあります。



主人公のお部屋


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そして友人の部屋も隣に

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クローゼットの中もちゃんと服を用意。

これを撮影期間だけ作り付けて、

終わると壊してしまう。

これも日本と同じですが、

人気ドラマを観光コンテンツにしようとインチョン市が動いているそうです。

ドラマの裏側って見たくなりますよね。

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裏は隣り合わせでセットが組まれ、

ライトや撮影機材が移動出来るようにスペースを作っています。

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校長室にあったソロモンの偽証を暗示。

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「一番チカラを持つ人間がウソをつく」

時流とぴったり合ったと言う事で、

視聴率も上がっているそうです。

マーケティングから、コマーシャル技術が細部にはめ込まれ、

韓国ドラマは年間300本も撮影されているそうです。

外貨獲得の輸出コンテンツ。

今後はウェブドラマが主流になると言われている映像業界。

先手シェア獲得で抜きん出れるか?

韓国経済がかかったドラマ制作現場でした。