土佐で今美味しいものと言うと、、、、

土佐文旦。
オレンジオレンジ

ちょっと早いのですが、

ハウス物が出回り始めています。

白木農園さんにお邪魔して、文旦畑を見させて頂きました。

image

うわ=黄色い。



image

青いそらに文旦が映えますね。
ラブラブ

image

露地物文旦は明日収穫と言う日にお邪魔して

たわわな文旦を沢山みることが出来ました。
キラキラキラキラ

和歌山の有田みかんとも違う、黄色い文旦。

文旦の凄いところは、

収穫してもすぐに販売されません。

image

収穫した後、木の下に溝を掘り


そこに文旦を並べ、藁をかけて熟成させるのです。

今から収穫して、出荷されるのは2月末から3月頃。

image

熟成すると甘みと酸味のバランスが絶妙になり、

それをお客様にお届けするのだそうです。

自然の気候が作り出す味とも言えますね。
晴れくもり雨雪の結晶

imageimage

白木さんは100トンくらい出荷するそうですが、

ほぼ売り先が決まっていて、

リピーターだけで無くなってしまうくらいなんだそうです。
びっくり

売り切る量を生産する。。。。

これは経営感覚がないと出来ないですね〜。

農家が苦手なのは売る力。
キラキラ

地道にやって来たからとおっしゃいますが、

栽培計画もしっかりされていて、

なるべく一年中売れるような育成をされています。

収入が偏らないようにするのも農家には重要。

image
40種類もの柑橘を育てているという白木さん。

さすが、です。

高知は施設園芸が盛んでハウスでも栽培されていますが、

白木さんのハウスは新しい品種への挑戦も行われていました。

image

ビッグレモン。
ポーン

image

晩白柚。
ポーン

image

一本の樹(からたち)に接ぎ木して

文旦、レモン、小夏が実っている。

夢の樹。

香りが花のようなブレープフツーツのような

爽やかな空気につつまれています。

いいな〜〜〜〜。と言っていたら、

「もっと面白いものがある」といって見せてくれたのが

image

これ?

「フィンガーライム」というそうです。

あ、晩餐会に出ていたつぶつぶです。

とっても硬くて、山椒のような香りがするの。

中を切ってみると

image

まるいツブツブがでてくる。

食べてみると、

酸味と軽く山椒の味がする、、、香辛料ですね。

フランス料理で使われるそうですが、

生は日本にはなかなかなかった。

それを栽培して、☆付きレストランに提供しているそうです。

フルーツキャビアともいわれ、ツブツブの感覚が

なんとも不思議です。

日本では生は100人くらいしか食べた人がいなかった

とのことですが、

晩餐会で一気に200人越え。

どんどんひろがりそうですよ〜〜〜。
グラサン

image

2種類ありますが、1本1000円。
びっくり

高付加価値フルーツ。

これから注目ですよ。




今回、私を高知に呼んでくれた小松さんが

「私の樹がここにある」って連れて行ってくれました。

オーナー制度もやっているそうで、

1年、1本、3万円。

100個は採れるらしいです。

文旦は高いのは1個で5000円するのもあるから、、、、、、

十分すぎるほどもとが取れる。。。(やらしい〜?)

箱にすると大箱で5箱になるから


十分すぎるほど、、、、もとが取れる〜〜〜〜(やらしい)

って皮算用しながらの写真撮影。
{4EE477AB-8B87-4304-B11C-D78433E29787}

{4E85CE98-BAB4-411D-B185-0D5DAE418385}


来年考えようかな〜〜〜って。

新潟は柑橘は採れないから、あこがれがあるんです。
カナヘイピスケカナヘイピスケ

いっそ、米と交換はいかがでしょうか????

農家のすごさは作ったものを食べられて、生きて行けるという

生命産業であること。

有事には一番強い産業だと思うのです。

国土の力とも言える作物、

もっと知ってもらいたいし、

食べて頂きたい。

いろいろな所に行かせて頂く仕事だけに、

皆様にお伝えしたいと思っています。

image

美味しい文旦。

3月に熟して出て来ます。

みなさん〜、土佐文旦、

見つけたら、香りをかいでみて〜〜〜〜。

そして、一口でもいいから召し上がってくださいね。

ちょっと憂鬱さが飛んで行きますよ。