こんにちは、


花粉と開花の話題で花いっぱいの今日この頃です。



花粉症、皆様大丈夫ですか?


東京から空子でひとっ飛び。


大阪の東大阪の「司馬遼太郎記念館」へやっと行けました。


大阪出張はいつもバタバタで日帰りなのですが、



早めに行って、記念館に駆けつけたの。



東大阪はものつくりの町で、工場や、中小企業があり、


わくわくしながらタクシーからの風景を見ていました。



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ドライバーさんから「到着です」と言われ、降りてみると


一件の邸宅が。。。。


「ここに司馬遼太郎さんが住んでいらっしゃったのね~」






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菜の花が咲いてキレイに手入れされています。


高田屋嘉兵衛を描いた「菜の花の沖」がありますが、


司馬さんは菜の花がお好きだったのではないでしょう。



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菜の花の奥には書斎があるのですが、ここは入る事が禁止されていて、


窓越しに室内を見るだけです。


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ここで、数々の名作が生まれたのかと、


椅子にムートンがかけてあり、


寒がりさんだったのかな?と想像してしまいました。


住居のお隣に、記念館が建築されていて


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コンクリートとガラスのモダンな建物です。

安藤忠雄さんのデザインと聞いて納得です。

エントランスは
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菜の花が並び、

本当に良い季節にきたのだな~と幸運に感謝。

ここから撮影はできないのですが、

中に入ると、壁一面が本棚になっていて


作品のために集めた資料や、自筆の原稿、


インタビューなどが見られる様になっています。


居心地も良く、ずっといてもあきることがありません。


次回はゆっくり来たいな~。


カフェコーナーがあり、


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お抹茶セットをお願いしました。

桃!!!!


ほっこりしながら、このくにのかたちを考えます。


司馬さんの作品は終戦を迎えた22歳の自分への手紙だと言ってらっしゃいます。

歴史を見ると未来のヒントがある。


決して「ノモンハン」を繰り返してはならないと昔インタビューで応えていたのを

覚えています。


NHKの「この国のかたち」も視聴率も高く、

人々の関心の高さを感じました。


没後20年という節目で、

大きな時代の波をどう乗り越えるのか?


先人たちの知恵を学ぶ必要があるのではないでしょうか?


東大阪の小坂にある司馬遼太郎記念館


足を運んでみてはいかがでしょうか?