新潟の村上市にあるJAMCOさんに工場見学に行って来ました。
ニコニコ




私がこの会社を知ったのは、あるテレビの番組なんですけど、



地方にありながら世界企業で、



しかも雇用を増やし続けている。



従業員の平均年齢がなんと32歳という音譜

早速行ってみました。



image

社長様や会社の方に迎えていただきました。




恐縮です。
ニヤニヤ




大きいんですよ~。



で、何の会社かと言いますと。



チラッ。



工場の生産ラインです。




image

飛行機のトイレ(ラバトリー)やギャレー、



CAさんたちが作業をする台所のようなところを作る所なんです。



飛行機は世界を小さくしてくれていますよね。



世界でも需要が伸びている業界です。



そのギャレーの世界トップシェアなんですよ。合格ラブラブ

1955年、航空機整備事業から始まった会社で、

整備、改造を行っていたそうです。

ボンバルディア(新潟から大阪まではこれが飛んでますよ)ビーチクラフト社

等世界のエアラインも整備、改良をおこなって、空の安全に貢献しています。



お邪魔した時は


、工場では、ボーイング社のギャレーを作っていて、



エアライン事にオーダーが違うので、全てがハンドメイドになるんですって。
びっくり



ラインで働く人を見てみると、、、、










image

若い。
おねがい

しかもかわいい~~。ラブラブ!



彼女はまだ自分が作ったラバトリーを使った飛行機に乗った事無いんですって。
飛行機

そういうもんなんですね。

ボーイングの787はメイドイン ジャパンが多いと聞いていましたが、

トイレは全てここが作っているそうです。

空子で毎月飛行機に乗っている私としては、

「お世話になってました~~」にひひって感じです。
船



image
image
image
image

トイレといっても大きさも、仕様もさまざま。

ファーストクラスのトイレとビジネスクラスのトイレって

置いてあるものも、広さも

照明も違うんですよ。

歯ブラシ忘れたとき、ビジネスクラスのトイレでよくもらっちゃうんだ。
爆笑

だって、ビジネスのってるんだも===ん。

そうすると、座席のポーチに入っててさ、

「ありゃ?」と思うんですが、

トイレの歯ブラシの方が使い易かったりするんです。にひひ

トイレも最新のはこんなになっているんですね~~。

ギャレーの違いも、国や人種によって高さが変わったり

シンクが欲しいとか、

レンジが欲しいとか、

787でも違うそうです。

個人的に787のビジネスクラスのシートってちょっと小さめだな~~~

と思っていますが、



そのうちグレードアップを狙って、

ファーストに乗りたいですね。デレデレ


軽量化の787の受注の決めてはこれ

image

八角形のハニカムパネルのコアを製造を開始。

素材の現地生産、加工、組み立てが可能になり

競合に差をつけたのですね。てへぺろ

もとは紙なんですが加工して軽くて強い。

787のトイレの壁は紙で出来ているって言われているのはこれのことなんですね。






先日乗った787のトイレは







image
image
image
image

いろとか微妙に違いますね。

こうして見ると、

村上で若い子が作ってくれたのがここにあるのね~~~ってにんまり。にひひ

誇らしい感じです。

新潟の企業が世界に羽ばたくって、

すごいと思いませんか?

でもなんで村上だったのか、、、、

ヒントがありました。

村上が城下町だったから。
びっくり

増産に対応するため工場の設立場所を探していて、

従業員の質が高い新潟が候補にあがりました。

城下町は教育水準が高い、よって従業員の質がいい、、、と。

なるほど~~新潟は明治までは日本一人口も多かったし、

城下町で武家、商人も教育水準が高く若い子もいる。
プンプン

そういう基準で企業は工場場所を選んでいるんですね。

ボーイング社のナンバーワンサプライヤーとして表彰された時のプレートがありました。

航空産業の中で一番重要なのは

納期に遅れない、、、ってことだそうです。
キョロキョロ

飛行機は沢山の部品を組み立てるのはアメリカで

手順が決まっているので

納期に遅れると、他の作業も遅れてしまうので、

それに合わせられる会社が選ばれる。

いままで、遅れた事は一度も無いそうです。チョキラブラブ!チョキ


納期に合わせてもオーダーと違う!とか返品はないか?と聞いたら

「それも一度もない。アメリカサイドで組み立てるとき、ミスで落として戻って来た事はある」

って。

とにかくミスのない仕事をして世界トップシェアになったということですね。
ウシシ

村上の方のまじめな気質、

城下町の教育水準の高さ。

人材として優れているのが新潟県人なんでしょうね。

村上になぜ世界の航空業界のトップシェア企業があるのか、、、、

その土地で見学させていただいてよくわかりました。

この工場見学、後日談がありまして

ご一緒させて頂いた方が、このご縁で就職なさいました。
ちゅー

ITのスキルがあり、英語が出来る方だったの。

田舎で英語の先生ぐらいしか才能を活かせずにいたのですが

海外でのやり取りで、英語が出来る人を探している、、、、と。

「出来ますよ」って
ポーン

ご縁って分からないもんですね。


都会では英語が出来る人もITスキルが高い人もゴロゴロいて

2番手、3番手で終わるけれど

地方なら、それが貴重な存在になる。

鶏口牛後。

どちらを取るか。

才能は地方でこそ輝くんです。

生活費も安いし、自然もある。

食糧だってつくりだせる。

本当の幸せって、

それほど多くのものを必要としないのではないでしょうか?

世界一貧しい国の大統領として有名なムヒカ前大統領の言葉です。

「幸せは人間の様に命あるものからしかもらえないんだ。

物は幸せにしてくれない。

幸せにしてくれるのは生き物なんだ。

請求書やクレジットカードローンなどを支払うために働く必要があるなら

それは自由ではないんだ。

世の中に惑わされず、自分をコントロールすることができる。

若い人は恋する時間が必要なんだ。

友達がいたら友達と過ごす時間が必要なんだ。

唯一で来た事は、請求書を払うこと。

若さを奪われてはいけないよ。




ちょっとづつ使いなさい。

素晴らしいものを味わうように。

生きる事にまっしぐらに」




多くを求めて都会で住宅ローンに追われるより

生活費の安い地方で時間を人生のために使う。

私が農業で教えてもらった感覚と似ています。

JAMCOから人生の話になりましたが、

地方の良さを感じる取材になりました。

工場の中を隅々まで見せてくださったJAMCOの皆様、ありがとうございました。

感謝申し上げます。

あの若い社員さんたちが作るラバトリー、

飛行機に乗る度に思い出します。

そして、組み立てをしていた彼女が

自分で作ったラバトリーにを使った飛行機に乗ったら、

感想をきかせてもらいたいな~~~と、
ウインク思います。

村上は知り合いが何人もいるところなので、

また近々行ってみたいです。

なるほど~~~~をいっぱい感じたJAMCOさんでした。
ウインク