今年は日韓国交正常化50周年です。
政治の冷え込みが伝えられていますが、年末に向けて動き出しています。
経済的にも貿易国、パートナーとして無くてはならない存在になっています。
先日
日本貿易振興機構(ジェトロ)と大韓貿易投資新興公社(KOTORA)主催の
ビジネスマッチング
「韓日経済交流PLAZA」の司会をさせて頂きました。
ビジネス交流を深めようと集まった企業、関係者の皆様
日本語と韓国語の逐次通訳が入るという形式で
通訳の方と息を合わせる大切さを学びました。
このイベントには、衆議院議員で日韓議員連盟会長の額賀福志郎先生
日本経団連の米倉弘昌名誉会長
ジェトロの赤星副理事長、
韓国側からはKOTORAのキムジェホン社長、柳 在日本大韓民国全権大使など
ご祝辞をいただき
政治と経済の歩み寄りを進めようという意志が感じられました。
このイベントで、スタッフの皆さんが知恵を絞ったんだろうな~と
思わせてくれたのが、
日本酒の鏡開きとビビンパ混ぜでした。
日本でお祝いの席に欠かせない鏡開き。
そして、韓国では旧暦の大晦日にナムルを沢山のせたご飯を
家内安全を祈り、家族で混ぜるという風習があるそうで、
大きな鍋にビビンパを盛りつけ、混ぜるという趣向の開会のセレモニーがありました。
大きな酒樽の前には韓国の方が、
ビビンパ鍋の前には日本の方が立ち、
合図に合わせて作業をしてくださいました。
その後料理コーナーに並べられ、縁起物として皆さん両国のお料理を召し上がってらっしゃいました。
韓国から「国楽フュージョン」グループ「リン」が登場し、
会場を華やかに盛り上げました。
抽選会では「ありえな~い」ってくらいの凄い商品があり、
会場は盛り上がりました。
なごやかに進むレセプションの中で
期待されていたのは、
10月末?11月?とも言われている
日本、韓国、中国の3カ国の首脳会談がソウルで行われ
経済交流に弾みをつけてくれるのではないかという期待感です。
昔から東アジアの経済交流が盛んになることでビジネスチャンスが生まれ、雇用も生まれる。
TPPの大筋合意され、韓国、中国も経済という枠組みの中で
新しい動きも始まっています。
お互いの違いを理解し、かかわり合い、認めあえる。
政治より先に、経済や文化交流の架け橋が強くなることが
今後のお互いのあり方を変えて行けるのだと思います。
経済界のトップのお話や、交流を目の当たりにして
とても勉強させていただきました。
韓国へ語学留学し、夢見たことに近づける自分でありたいと
気持ちを引き締められたイベントでした。
両国のためにご尽力してくださっている皆様
ありがとうございました。
また、違う場所でお会い出来るのを楽しみにしています。