東京の韓国文化院さんで「日韓文化比較」の講演をさせていただきました。

韓国ドラマのブームからスターインタビューを経て

ソウルに語学留学。

今はブームではなく、定着した文化交流の時代になりました。

日本 朝鮮半島 交流2000年というNHKの番組で

文禄、慶長の役を取材したとき

晋州の陶工たちが日本に連行され、日本の焼き物文化が広がったと。

歴史と文化は表裏一体であり、

場所で進化していく。

器に興味を持ったころ、井戸茶碗の復興をめざし昔ながらの製法で

陶器を作っている方と出会いました。

張 今貞さん。



イヨンエさん主演の「チャングムの誓い」で使われていた陶器は

張先生の作品だったそうです。

温かみがあり、使いやすい親近感のある器です。

窯入れを見せていただいたり、雑誌で取材させていただいたり、

ご飯茶碗やお味噌汁のお椀としてつかったりさせて頂いています。

前回お会いしたら、

「私の器がドラマに使われる」とおっしゃって

ドラマは女性の陶工が主人公と。

どんなドラマかな~~~と思っていたら

これでした。









火の女神 ジョンイ

「有田焼きの祖」といわれる百婆仙(ペク、パソン)をモデルにしています。

ムングニョンさんとキムボムさんで話題になったドラマ。

DVDに!!!

2月18日発売です。

ポニーキャニオンさんから発売です。

張先生の試作をご紹介。




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この模様、わかります?

第1話で、宮廷の陶器を誰が作るか?の時

王様に茶器として出されたときのあのマークです。

ドラマでは白が使われていましたが、

張先生は黒い釉薬を試作していたみたいなんです。


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山で黒い石を見け砕いて作った釉薬。


火の加減でドロッとした感じになり、不思議な器になりました。

個性的でお気に入りです。

釉薬がドラマの中で重要になってくるんですよ。

ドラマを見るときに是非、器もじっくりみてくださいね。