新潟市は農業特区を申請し、
田園都市型農業を打ち出し、政策つくりをしています。

桃米でお世話になっている新潟農園さんの

農業プロジェクトを視察させて頂きました。

事務所で、スライド説明です。
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この日は、篠田市長がお見えになり、

熱心に質問されてました。



新潟農園さんでは、クボタのk SASU というシステムを使って圃場管理をしていました。

K SASUはGPSを使い田んぼの場所や、肥料、農薬、労働時間、移動時間などをIT管理システム。

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スマホ端末を使い入力。

それを持ち歩く人の労働時間もわかるのです。

スマホをトラクターやコンバインに装置すると、

スマホが、端末に自動で稼働時間や、移動距離を送るので、誰が何処で、どんな作業をしているかが一目でわかる。

この日は稲刈りでコンバインが出動中だたが、

獲れた量が、分かり、刈りながら食味検査もして米の質までチェックできていると説明されました。

(食味はタンパクの含有量チェックでした)

コンバインやGPS、スマホ型端末で、

無人での農作業ができる体制つくりを進めるクボタさん。

田んぼの形や特長を記憶し、効率良く農作物を作る。

高齢化、後継者不足は無人機械が担うようになるのかもしれません。

農業効率を高めるためには、農地の集約化、大型化といわれます。

以前、九州の富士通さんとシステム開発をしている農場を取材させてもらった時に、

「一番のロスは移動時間」とおっしゃっていたのを思い出します。

総面積は広くても、まばら、飛び地に農地があるので、移動に時間やガソリンが、かかり、コストロスになっていると。

先祖代々の土地と執着を持つ農家が手放したがらない。

交換を申し出ても、あっちは山の中だから条件が悪いだとか、家から遠いとか、合意がなされない。

農地の集約化が、なかなか進まないのです。

農業の効率化の前に、農地の集約化の壁が立ちはだかっています。

農業者の平均年齢は65歳以上になっている今、

日本の農業を誰が、どう支えていくのか?

小競り合いしている時間はないのですが、、、。

農業のマッチングに必要なのは、勘や経験ではなく、コミュニケーション能力の高い、

哲学を持った人間ではないだろか?

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