若年性の白内障と診断されて2年。

最初はピントが合わないと思っていたのですが、

眼科クリニックで検査をしたら、、、、

「若年性白内障」と「緑内障」と診断されました。

緑内障は眼圧を上げないための点眼薬を注しています。

しかし、だんだん右目が白く見えにくくなり、

手術をするという選択をしました。

1年で白内障が右目だけ進行してしまったのです。

水晶体が濁ってしまうのが白内障。

60代以上は8割が白内障といわれています。

生活に支障がなければ手術をしなくてもいいのです。

見えずらくても、そのままでいいと思われる方はそのままでもいいのです。

身体の中に人口のものが入るということに抵抗感がありましたし、

出来るだけ年をとってからにしたいと思っていました。

しかし、仕事で台本やディレクターの指示が見えないという状態になってしまったので、

手術を選択しました。

手術は、濁った水晶体を取り出して人口レンズを埋めるというもの。

日帰り手術と聞いて

簡単な手術?と思っていたのですが、、、、

結構大変でした。

その様子は以前のブログでも書いています。

以前質問のあった人口レンズの選び方ですが、

単焦点と多焦点レンズがあり、生活スタイルにあわせて選ぶ事が可能です。

単焦点は一カ所だけピントが合うようになっています。

今の視力に合わせたいと思うなら0.2くらいに。

これだと近くは裸眼で見えるのですが、遠くを見るときはメガネをかけないと見えません。

で、メガネをかけると今度は近くが老眼のように見えなくなります。

人間の目は調整力があるので近眼の人がメガネをかけると

近くも遠くも見えるようになりますが、

人口レンズだと調整力がないので一点しかみえなくなるのです。



最近は多焦点レンズと言って、裸眼で近くも遠くも見えるという人口レンズが開発されています。

ただ中間点がぼんやりするというのが難点なのですが、

運転など遠くを見えるようにしたいと言う方には

多焦点レンズが生活するときに良いようです。

私は、単焦点レンズを選びました。

ずっと近視で生活して来ているので、

遠くがくっきり見えると、人酔いするのです。

本を裸眼で見たいと思ったので単焦点レンズをチョイス。

遠くを見るときはメガネをかけるという生活スタイルをすることになるのですね。

今後どんな生活をしたいのか?

どんな見え方を希望するのか?

考えた事もない選択。

年をとると言う事。

病気になると言う事。

それは出来る事は少なくなるかもしれないけれど、

出来る事は何か?を意識して生活することなのだと感じました。

現代人はテレビ、パソコン、携帯電話、スマホ、、、、

目を酷使する生活です。

若年性白内障は10代でも発症しているくらいです。

アトピーなどのアレルギーで目を常にごしごし掻いてしまい

水晶体が白く濁るということもあるそうです。

打撲、紫外線、遺伝、加齢、ストレス、コンタクトレンズを入れたまま寝る、、、生活自体が目を酷使している。

白内障は痛くもかゆくもないまま進行するので

気づいたときは随分進んでいたということがよくあるそうです。

定期的な検診や、疲れ目に目薬、

など目の事をもっと労ってください。

「私の何がイケないの?」をご覧になって気になった方

定期的な検診をおすすめします。


騙されたと思って検診してください。

そしてその診断結果を記録し、経過観察してください。

自分の身体が病気になったら大変なのはアナタです。

そして近くにいる人に理解してもらって将来の生活を考えましょう。

少子高齢化で健康に過ごす事が求められる時代です。

病気が発症する前に(未病)のうちに自覚して予防を心がけましょう。

病気になった私が言うんだから間違いない。。。

目のこともっと労ってくださいね。


にひひ