人口減少社会人口減少社会の日本。日本の問題点などの勉強会。ちょっと前に「豊島区消滅」というショッキングなニュースがありました。人口減少は地方が顕著だと思っていたら、東京の豊島区で???と驚きのニュース。この調査分析に関わった加藤先生のお話を聞く機会を頂きました。ちょっと長くなるので、ニュースに興味のない方はスルーしてください。人口減少が問題と言われていますが、これは1970年代から始まっていて政府がこの間に有効な政策を打ち出せていないとこを意味している。2010年の総人口は1億2806万人。2013年が1億2730万人。3年間で75万人の減少。日本は人口が減って行くサイクルに入ってしまったということ。少子、高齢化が進む中問題はそのSPEEDが急激なことが社会構造に影響を与えている。扶養率で言うと1950年には一人のお年寄りを10人が支えていたのが、2010年では一人のお年寄りを2.6人で支え2060年には1.2人で一人を支えなくてはいけなくなる。年金システムの破綻になってしまうわけです。このままでいくと、、、、。じゃあ、どうする?となると「女性に子供を生んでもらわなければならない」となるわけで2030年までに女性が2人以上生むようになると、なんとか1億人を維持できる。子供を産める生産年齢(49歳まで)である女性が全て2人以上産む、、、、無理!。労働人口も減って、今でも飲食店のバイトが集まらないとか後継者がいなくて会社をたたむということが起きていて、今後日本のサービスやシステムを維持しょうとすると人が足りなくなってしまうのだ。未婚の男女も増えているし、結婚しても子供が欲しくない人もいるし、初婚年齢が高くなっているので(1970年は24.2歳、2013年29.3歳)なかなか妊娠したくても出来なくてという人もいる。産んだとしても、2人目は経済的、体力的に無理とあきらめる人も多い。産める時期と産みたい時期は違うし、女性は妊娠によって仕事を休むかやめる事を選択を迫られる事が多く、子育てのあともう一度キャリアにチャレンジできる職場も少なくない。高学歴で、バイリンガルの女性が一度会社を辞めると次の仕事が単純労働にしかつけなくなり、前職のキャリアが生かされないパターンも多い。女性を生かすというけれど、男性が女性を生かしきれない社会構造が出来上がっている。いまだに、仕事を決める権限は男性が持っているし、女性も男性に選ばれる女性を演じ就職活動をしているではないか。田舎育ちの私はご近所さんから小さいときは学校の成績を聞かれ、デートを目撃されてはチクられ、うざいシガラミにあきて都会の大学に進学した。そしたら、就職はと聞かれ、何となく安定している銀行なんぞを選び両親を安心させた。そして、バブル時代「自由に自分を試してみたい」と芸能界に入ってしまった。特別な例ではないでしょ。田舎にいてもややこしいシガラミと職場の選択しの少なさで都会に出てしまう若者は多いから今も都会に一極集中(極点社会)で地方に若者がいなくなる。地方は若者がいないから衰退し活気がない地域になってしまう。そして限界集落と言われ、自治体のサービスが少なくなろうとしている。自分の目に映る社会が少子高齢化、人口減少社会の課題なのだ。他にも、労働力人口の減少、貯蓄率低下、技術進歩鈍化社会保障給付の増大、財源確保、地域社会の維持、社会的活力(お祭りが出来ないとか)地域、都市構造も変わって来ていてコンパクトシティにした方がいいのではないかという政策も出て来ている。高齢化で車を運転出来なくなり、田舎で買い物難民になってしまう。駅の近くに施設(ショッピングセンターや、病院、学校)などを集中してその近くに住む街つくり。国の総合戦略として2025年までに第一の目標が「希望出生率」を1.8を実現(1、3)第二の目標が「東京1極集中」に歯止めをかける。両方自分が出来ていない事ばかり。第一が無理としても、②の都会からの移住がしやすい働き方は今後可能性があると思う。仕事、産業、職場などが整備されて、遠隔でもできるとかITシステムが整って都会まで出て行かなくてもやり取りができるとか場所を選ばない仕事があるからだ。データ分析や企画提案は地方からでもできるからだ。中央集権国家から地方分権にすすむのが地域活性化になり、人口分散、地域維持にうながる。理想だけれど全ての人がそれを望むはずはないし、日本脱出という人間だって出て来ている。将来どんな人生を送りたいか?何を幸せとするのか?どう死にたいか?逆算して考えなくてはいけない年になったと思う。人口減少。。。。産めるときに産みやすい環境。産んでから育てやすい環境。育児をサポートする政策。もっと必要だと思います。と、その前に人に出会って、バカみたいに惚れてみるって勇気も若い人に持ってほしいと思う。恋に臆病に生きて来たババアがおせっかいがましく提言しよう。恋せよ乙女。恋せよ男子。リスクのない成功はない。なんでもいいから、燃えてみな。