またまた韓国に行って来ました。

今回は端午祭(タノジェ)を見ようと江原道の江陵(カンヌン)へ。

最近はソウルやプサンだけじゃなく、韓国の地方に興味があります。

都市は都市で、買い物、グルメと楽しいけれど

100回も行っているとだんだん分かって来て、感動がなくなってくる。

グローバル化で、都市は便利で、平均化されて、韓国独特さを感じられなくなるのだ。

その土地の文化や風土は地方にこそ残っている。

特に、お祭りは文化と歴史が凝縮されているから、まつりを体験する事が

地方を感じる事になるのではないかと。

なぜか続いている行事や、しきたり。

土地には歴史があり、記憶がある。

その記憶は何かしら現在を形成する基礎になり、人を集める。

さて、今回の江陵(カンヌン)ですが、江原道にあります。

ソウルの東に位置していて、

北朝鮮との境界線と接しています。

あの、冬のソナタの高校時代が撮影された春川も江原道。

あ、韓国は「道」は県とか州みたいなもので、自治体の単位です。

今回の目的、端午祭。

2005年、ユネスコの「世界無形遺産」(人類口伝および無形医遺産傑作)に登録されました。

旧暦の4月5日から始まり、5月8日(旧暦)まで続く期間の長い祭り。

(旧暦なので6月の中旬までやってました)

神酒の醸造からシムル(相撲)、髪洗い、祭礼、巫女の祈りの舞などがあると。。。

全部に参加することは出来ませんが、私が行ける期間には巫女の「クッ」は見られると聞き

行く事にしました。

「クッ」は、巫女(ムーダン)が先祖や神に捧げる踊りや歌などのパフォーマンスのこと。

仮面踊りも有名な端午祭ですが、私の行った期間には最後に見られるかも、、、と曖昧なスケジュール。

このお祭りに何度か参加したという友人も「見ておくといいよ」とアドバイスを受け、

「クッだけでも見る価値があるよね。残りは数年かけて見ればいいか!」と決心し

強行軍で出かけました。

心強かったのは、何度もこの祭を見ている友人が一緒だということ。

「大桃さん、バスバスだけどいい?」って聞かれ

「ケンチャナヨ~」とバスで向かう事に。

韓国は高速バス 網が充実していて、バス移動が便利なんだそうです。

バス停に行って驚きました。ターミナルが、大きい!!

空港?って思うくらい広くて人が多い!

バスがずらっと並んで迷うくらい。

バスを使いこなせたら、韓国通って感じがしますよね。

韓国の高速バスって凄いですよ。

座席が革張りでした。

それだけじゃなく、

映画も上映してる!
$大桃美代子オフィシャルブログ「桃の種」Powered by Ameba

この映画は「七号室の贈り物」という映画で、

最近映画賞を獲っていた話題作。

親子の愛情物語で、感動作。

日本にはまだ来てない映画。

バスの中で見られちゃう。お得~~。
$大桃美代子オフィシャルブログ「桃の種」Powered by Ameba

日本で公開されたらお薦めしちゃいます。

ソウルから3時間弱のバスの旅。

江陵(カンヌン)着いたらもう夜だった。。叫び

さて、お祭りを見られるのは明日だけ。

明日は朝からフェスティボ~!!!メラメラ走る人

~~~~~~続く~~~~~~~~~~