新潟市で桃米の田植えでした。
広い新潟平野で米作りをしています。
新潟市は食の安全、安心をと環境配慮型の農業を目指している田園都市。
桃米は無農薬栽培。
農家にとってはハードルが高いのですが、
少量で子供達の農業体験と一緒にすることで農業の楽しさを伝えられたらと思っています。
昔ながらの農業体験で田植えと言えば、手植え。
「枠」といわれるはしごみたいな物を転がし、土に印をつけていきます。
平野講師、が進めていると
「やりた~い」って子供達が田んぼに入って転がす、転がす。。。
これが曲がると厄介なんだけど、、、、
上手いじゃん!!
今回は20組ほどの親子が参加しての田植えとなりました。
桃米は2004年の中越地震の復興の姿を被災地から伝え、
地震の被害者がまだいる事、防災の備えを忘れないでほしい、という思いから始まった農業。
先週は、東日本大震災で被災した、福島県の矢吹町で「桃米」を植えてきました。
田植え前の挨拶で、福島の話をしたら、
「私たち、福島から避難して来ているんです」と若いお母さん。
聞くと、住む土地の放射線量が多かったため、子供をつれて新潟に避難していると。
お父さんは職場が福島なので、今は離ればなれでだと言います。
辛いときも、おありでしょう。
明るく笑顔で田んぼに来てくれましたが、そんな事情を抱えているとは。
「楽しんで行ってくださいね」
新潟県の中越地震で仮設受託から全ての人が引っ越したのは3年かかりました。
東日本大震災はもっと多くの人が被災され、避難している人も多い。
まだ復旧途上ですから、不安もあると思います。
農業で、知らない人が集まって新しいご縁になれたら「桃米」の意味も出てきますね。
一緒に育って、実りの時を楽しみましょう!
さて、みんな並んで田植えだよ~~~。
どろんこで、ヌルヌルして嫌だと泣き出した女の子も
なれて来たら、、、、ピース。
田んぼは感動の劇場。
感動すると、お腹が空くんです。
平野さんもお家にお邪魔してお昼をごちそうになりました。
新潟のこひしかりと豚汁。
豚汁は
こんなに大きな鍋で作ってくださって、おかわりしました。
そして、桃米
フェイスブックでもいいね!を沢山いただきました。
みんなでお昼ご飯!!
そしたら、スペシャルゲストが登場!
篠田新潟市長!!!
お忙しい中、駆けつけてくださり、新潟の農業にかける思いと
桃米の成功をお話してくださいました。
ありがとうございます。
さて、ご飯の後は梅沢さんと斉藤サンによる、お米クイズ。
新潟県で一番つくられているお米の品種は?
①匕ノヒカリ
②コシヒカリ
③月のヒカリ
④桃米
ご飯一杯ご飯粒はどれくらい入っているの?
① 1000
② 2000
③ 3000
等でございました。
分かるかな?
新潟のみんなは田植えに参加した人に聞いてみてね。
今後は、草取り、生き物調査、稲刈り、収穫祭などが予定されています。
ご縁のある方にお会い出来ますように。。