食事の後、寺の敷地を散策。
腹ごなしになるいい運動だ、、、と思っていたのですが、スケージュールに気になる文字が。
「歩きながらの瞑想」と。
歩きながらの瞑想？？？
以前、ショーケンこと荻原健一さんにインタビューしたとき、
「一日２時間くらい瞑想しながら歩く」とおっしゃっていました。
ゆったり散歩かな～と集合場所に行ってみると、担当の僧侶が男性になっていました。
あれ？食事は尼さんだったけど？お休みかしら？？？
「さーて、行きましょう」境内の裏に向かって歩き始め、植生や咲いている花などを説明してくださいます。
「あれ？しゃべっていいのかな？」なんて、気持ちよく散歩。
裏手にある、書庫の歴史などをお話され、歴史ある寺院であることがわかります。
山腹にある建物を右手に見て、
「坂ばかりで疲れて来たぞ。。。」と動きの鈍くなったフトモモ。
お坊さん、話をしながらどんどん登って行きます。
「ちょっと、いつまで登の～～～～？」
登って行くと、石垣が山の上に続き、城壁のように見える。
初めて山門を見たとき、お城の入り口みたいだと感じていたのですが、
昔、唐がせめて来たときに防御の場所になっていたとか。
やっぱり、山城だったのだ。
NHKの番組の取材で福岡の大野城を取材したときの石垣の感じと似ている。
時代は少し違うけれど、石積みの山城は大陸からの技術と文化だったんですね。
いい景色ですが、、、疲れます。
「もう、限界！」って瞬間、頂上に到着。
頂上で、記念写真
笑ってはいますが、へとへと、、、、、
人生で一番嫌いなのが山登り。
仕事でもないかぎり自主的には絶対登らない。
これで、降りられる。
足がガクガクしながら貧血でフラフラ。
３０分くらいの登山だったけど、３日間くらい筋肉痛になりました。
鍛えなあかんね～。
三浦雄一郎さんは最高齢でエベレスト登頂だそうだ。
凄すぎる！
「無理イムニダ」
歩きながらの瞑想どころではない。
苦しい～帰りたい～～～と煩悩だらけの心のありように、
器の小ささを思い知らされる、テンプルステイ。
貴重な経験です。
経験して損はありませんぞ。
出家は体力があるうちに。。。。
凡人の私には、娑婆が気になる時間でございます。
テンプルステイで身を清めた後は、、、、
お釈迦様の誕生日をお祝いに行かなくちゃ。
さて、山を降りて俗世に戻るぞ～～～～～。
～～～～～続く～～～～～～～～～