ワイド!スクランブルでした。
鳩山由紀夫議員引退?からミスタービーンの引退まで。
スタジオには共産党の市田さん、みんなの党の江田さん、国民の生活が第一の東さんが
お見えになり、
TPP,原発、増税についての基本姿勢を語られました。
短い時間のなかで、政治家はよくしゃべる。(あ、いけない。。お話しになる?)
TPP...範囲が広くて分かりにくと言う人も多いと思います。
小さいながらお米を作っている者として言わせてもらえば、
「安い農産物が入って来たら、小規模農家はやって行けなくなってしまいます」
農業の崩壊がおこる?と感じています。
農業は他の産業とは違います。
日本の文化風土、地域社会をつくってきた根本です。
お正月も、24節気もお祭りもみんな農業の歳時から産まれて来たものじゃないですか。
自然に寄り添い、感謝し、努力し続けてきた先祖たち。
地域には地域の、国には国の事情があります。
それを、全部いっしょくたに『例外なき関税撤廃』の枠に入ろうとするのは、
乱暴じゃありませんか?
EPA.FTAで個別に、一つ一つ見て行くことは出来ないのでしょうか?
韓国は自由貿易に関して「ニッポンの一歩先の未来」と言われ、
アメリカとのFTAを締結させました。
(FTA反対でデモや自殺者など被害者が既に出ています)
貿易依存率が高い韓国では、輸出企業を成長因子として伸びていますが、
一部の大企業だけが恩恵を受け、格差が広がっています。
若い人の就職難も深刻です。
TPP関連で取材に行かせていただいたとき、
農業政策研究者が
「韓国はFTAで一つ一つ進めているのに、日本はなぜTPPに急いで入ろうとするのか?
一対一の対戦(FTA)でも大変なのに、1対多数で試合をしようとするのか?」と言っていました。
選挙公約にして、国民を「丁半博打」のように選挙に駆り立てるには、時間も議論も足りないのではないでしょうか?
政治の集合離散は今後も続きそうですが、
昨日まで「賛成」と言っていて翌日「反対」と言うような猫の目発言。
政治家の皆さん、有権者は馬鹿じゃないですよ。
しっかり見てますから。
そして、誰がどう言って、どう行動したらか?
群雄割拠、雨後のタケノコ状態の今だからこそ、忘れずじっくり見なくてはと思うのです。
それでも忘れてしまいそうなので。。。。
投票所の入り口にポスターと共に
この人は(この政党は)こういう考えです。という表を出してほしいくらいです。
今、15もあるこの政党(と言えないのもあるけど)。
覚えられないよね~。
選挙活動で使われているビニール傘。
「カテール」(選挙に勝てる)
12月4日公示です。