高知駅からアンパンマンの電車に乗って、

また乗り換えて向かったのは、大月町 柏島でした。

って知ってます?

高知県の西南端にある、周囲4kほどの小さな島。

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とにかく海がキレイで、20メートル下が見える。

港からすぐに深くなる湾内では
 
養殖が行われていたの。

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黒マグロの枠があり

えさの時間



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サバがどんどん投げ入れられて、バシャ、バシャと動く黒い影がマグロ。

全身トロマグロの噂は聞いていたけれど

毎日サバ食べていたら脂肪もついちゃうよね。

数日前のニュースで、黒マグロの養殖を控えるようにって記事が新聞に載っていたっけ。

サバの脂で生態系が崩れる可能性があるって事だったと思う。

この柏島は黒マグロの養殖も盛んだけれど、

イカの養殖もしているのよ。

するめイカではなく、

赤イカ。

高級イカで浜値で一杯2500円くらいという高級魚。

漁業は変わりつつあります。

獲る漁業から、育てる漁業へ。

そして守り見せる漁業へと。

養殖は育てる漁業。

守り見せる漁業は

生態系の中の魚達の営みを見てもらい、観光としての漁業のこと。

グリーンツーリズムの一環として魚を見に行く。

その場所として、沖縄より魚の種類が多いと言われる柏島が注目されている。

そこに移り住み、外の視点を持ちながら、

生態系の維持と、ビジネスを両立させる。

生態系や生物多様性は、一見経済的に利益を産まないように見える。

当たり前に存在し、すぐそこにあるから。

しかし、このシステムが一度壊れると、修復しょうとすると爆大なお金がかかるのだ。

当たり前のありがたさに気付き、その枠の中で人間の生命活動を行う。

これからの人間の生き方につながるキズキがここにはありました。

波の音、青い海を見ながら、

生きる力は地方にある。。。と感じた柏島でした。

機会があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。