福島の報告つづきます。

矢吹町の次に伺ったのは、南相馬市。

原発の30キロメートル県内にあり、

原発の事故では、取材陣でさえテレビ報道ができなかった。

東北自動車道の松川から飯館村を通って行くんですが、

交通量が多い。

南相馬への物流用のトラックのようです。

南相馬の市役所を抜けてイオンスーパーセンターに到着。

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通常営業のスーパーですが、ここで見つけたもの。


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エアーカウンター
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薬のレジの前にならんでいます。

家庭用の放射線測定器。

最新型を購入。

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南相馬の人は市役所から貸し出されたりしていますが、スーパーで買えるようになっていました。

エステー社で日本製、7700円也。

早速、計ってみると、市役所の前で0.2μSv/h(マイクロシーベルト)

場所を変えると、もっと低い所も(0、04μシーベルトなど)ありました。

避難警戒区域ではないもの、

お子さんの事を心配して自主的に避難されている家庭もあるとか。

相馬市で仕事をしているお父さんは週末になると妻や子供達がいる場所に行く

と言う人もいました。

そして、ここから先が原発の20km圏内になるので通行止め。


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海岸に行ってみると
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復旧作業がづづいています。

お墓の整備、献花された家の土台(基礎)

津波の被害はここまで来ていたのです。




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海岸には積まれた土嚢が続いています。

東日本大震災から1年。

復旧にも時間がかかります。

忘れない事、被害、記憶を風化させないこと。

2004年の中越地震で被災したときに感じた事。

東日本大震災も同じです。


東北自動車道に戻る途中で、飯館村を通りました。

ここでエアーカウンターで計ってみると、

1、2μSv/hに数字が変わります。0.5や0•4など数値が動きますが、

ピンポイントで高い所も出てきます。

山間の神社近くでは
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⒉4μSv/h 

飯館村は全村民が避難していますが、ペットなどが残されている家もあり、

②、3日に1回えさを与えに戻って来ている人もいます。

空き巣被害防止で番犬の役割もしている見たい。

車で見回りの人もいるようで、不審者が近づくと声をかけたりしていました。

いつ帰れるのかという不安を抱えながら、自宅を守る人々。

飯館村の人々がどこに居ても、安心して生活を送れる日が来ますように。

村の境の家では除染作業が進んでいました。

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東日本大震災から間もなく1年。

忘れない。飯館村、南相馬。